8月15日、香港証券取引所上場企業Tencent Holdings Ltd(00700.HK)が会計監査前の2018年Q2及び上半期の業績発表を行ったので紹介したい。上半期でみると増収増益を果たしているが、Q2単体でみると増収減益となっている。
2018年Q2は増収減益へ
– 売上高は約1兆1051億円(736.7億元)、前年同期の約8501億円(556.7億元)と比べると30%の増加。
– 営業利益は約3270億円(218億元)、前年同期の約3371億円(224.7億元)と比べると3%の減少。
– 純利益は約2787億円(185.8億元)、前年同期の約2732億円(182.1億元)と比べると2%の増加。
– オンラインゲーム事業の売上は約3780億円(252億元)、前年同期の約3567億円(237.8億元)と比べると6%の増加。
– オンライン広告事業の売上は約2117億円(141.1億元)、前年同期の約1523億円(101.5億元)と比べると39%の増加。
(単位は億円。1元=15円で換算)
上半期の主な業績
– 売上高は約2兆2080億円(1472億元)、昨年同期の約1兆5885億円(1059億元)と比べると39%の増加。
– 営業利益は約7875億円(525億元)、昨年同期の約6300億円(420億元)と比べると25%の増加。
– 純利益は約6383億円(425.5億元)、昨年同期の約4910億円(327億元)と比べると30%の増加。
(単位は億円。1元=15円で換算)
Q2業績分析
- 売上高30%の増加はペイメント関連事業、デジタルコンテンツ事業、SNS及び他広告事業、スマホゲーム事業が貢献した。
- オンラインゲーム事業の売上高6%増加は『王者荣耀』、『QQ飛車』の売上増が貢献。
- SNS事業の売上高30%増加はライブ動画サービスなどが貢献した。
- オンライン広告事業の売上高39%増加は、Wechat、モバイルアドネットワーク、QQ看点が貢献した。
事業面の数字:
– Q2のスマホゲーム売上は約2,640億円(176億元)で前年同期比で19%の増加
– Q2のPCオンラインゲーム売上は約1,935億円(129億元)で前年同期比で5%の減少
– QQのMAUは8.03億人。前年同期比で5.5%の減少
– WechatのMAUは10.58億人。前年同期比で9.9%の増加
– 課金付加価値サービスのアカウント数は1.54億。前年同期比で30.3%の増加



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引用:http://www.gamelook.com.cn/2018/08/338401
翻訳・再編:ゲーム大陸
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