最近、日本でコーエーテクモゲームス完全監修のもと、『新三國志』がリリースされた。そのパブリッシャーであるHero Entertainmentとはどのような会社なのか?
2018年上半期決算発表が行われたので、決算内容と合わせて紹介したい。
■Hero Entertainment(英雄互娱)とは?
まず『Hero Entertainment』について紹介したい。
『Hero Entertainment』は2015年に中国モバイルeSportsの父とも称される応書岭氏が創業し、創業と同時に店頭市場である『新三板』にて株式公開を行った新進気鋭のパブリッシャーだ。
創業者の応氏は『Hero Entertainment』創業前は、中国大手パブリッシャーのCMGEにてCOOを務めており、『Hero Entertainment』ではモバイルeSportsゲームの開発と運営を行っている。
■2018年上半期の業績は?
では、ここからは本題の決算内容を紹介する。
売上高は約83億円(5.5億元)、前年同期比でマイナス4%。
営業利益は約63億円(4.1億元)、前年同期比でマイナス9%。
純利益は約35億円(2.3億円) 前年同期比でマイナス20%。
キャッシュフローは2018年上半期は約11.6億円(7783万元)のマイナス。前年同期比で130%減少となった。
その主な要因は2017年度の所得税の支払い及び新規タイトルの契約金、MGの支払いが発生したためとしている。
■今後の展開は?
『Hero Entertainment』は今年の2月に、『国泰君安』と中国A株市場上場準備の契約を締結したと告知を出している。『新三板』からより大きな市場へ鞍替えとなるか、注目が集まっている。



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引用:http://www.gamelook.com.cn/2018/08/338953
翻訳・再編:ゲーム大陸
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