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【中国市場データ】中国モバイルインターネットレポート公開!スマホゲームは『TikTok』など短尺動画に押される

中国市場データ

中国ゲーム市場のデータ分析を行う『CNG(伽馬数据)』の最新の統計によると、中国スマホゲーム市場の売上規模は依然成長を続けていると言う。

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売上規模は成長を果たしているとは言え、中国市場特有の膨大な数のユーザー既に飽和しており、中国スマホゲーム市場の停滞は避けて通れない、というのが業界内の主だった見方だ。

この見方を裏つけるようなデータを、NASDAQ上場企業であり中国インターネット業界のデータ分析を行う『極光大数拠』が『2019年Q1モバイルインターネット業界データ研究レポート(2019年Q1移动互联网行业数据研究报告)』として発表したので紹介したい。

中国モバイルインターネットユーザー規模は横ばい

当レポートでは中国におけるアクティブなスマホ端末台数を元にユーザー規模の統計をとっている。以下は2018年3月から2019年3月までの2ヶ月毎のユーザー規模の推移だ。

この1年間、中国のモバイルインターネットユーザー規模は約11.3億前後と大きな変化が見られないことが分かる。

1ユーザーのアプリインストール数は増加

この1年間、ユーザー規模の成長は見られないが、1ユーザー当たりのアプリインストール数は増加を見せている。

2018年Q1の1ユーザー当たりの平均アプリインストール数が42だったのに対し、1年後の2019年Q1では52アプリへと増加している。

2019年Q1の統計によると、月平均で3.5アプリを新規インストールし、3.3アプリを削除しているという。

純粋な新規ユーザーの獲得が困難になり、各アプリ間のユーザー獲得競争が熾烈になっていることが分かる。

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スマホゲームは『TikTok』など動画アプリに押される

ここではユーザーのアプリ使用時間の統計を見てみたい。

以下は『TikTok』の様なショートムービー系、『Youtube』の様な動画系、『ShowRoom』の様なライブ動画系、スマホゲーム、音楽アプリ、マンガアプリなどのエンタメ系アプリの使用時間をまとめている。

一番上『緑』:ショートムービー
二番目『黄緑』:動画系
三番目『黄色』:スマホゲーム
四番目『赤』:音楽系
五番目:『灰色』:その他

上図の通り、1年前にはエンタメ系アプリ内で27.4%の使用時間を専有していたスマホゲームが2019年Q1では19.4%と、『TikTok』などのショートムービー系アプリに使用時間を奪われている。

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これらのデータを見る限り、2013年から始まった中国スマホゲーム市場も遂に低成長局面に差し掛かったと言えるだろう。

商魂たくましい中国ゲーム企業が、これからの市況のもと今後どの様な展開をしていくのか?事業者としては厳しい状況ではあるものの、何かしらの新しい突破口が生まれてくるだろうと言う期待感もあり、今後の各社の動向が楽しみである。

関連情報

2019年Q1移动互联网行业数据研究报告:https://www.jiguang.cn/reports/382

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