日本では『アズールレーン』のYostarの配信が決まっている、中国産2次元スマホゲーム『アークナイツ(明日方舟)』が中国App Storeのセールスランキングで1位を獲得したことは先日お伝えしたとおりだ。
ここでは『アークナイツ』のプロデューサー『海猫』氏が中国メディアのインタビューに答えた成功の秘訣を以下に紹介したい。
セルラン1位獲得も浮かれた様子はなし
葡萄(以下、記者):App Storeのセールスランキング1位を獲得した後、どの様にお祝いをしたんですか?
海猫:営業日中に起こったというのもあり、実は特にこれと言ったお祝いはしませんでした。
ただ、1位になったのを発見したときはチームが一気に興奮状態になりました。直ぐにスナックや軽食を頼んで暫しリラックスしましたが、翌日も出勤なので夜は早めに帰宅しゆっくり休みました。
記者:去年の8月のインタビュー時と比べ、心境の変化はありますか?
海猫:全体としては特に変化はありません。当時はリリースへのプレッシャーがありましたが、そのプレッシャーは今では他のプレッシャーに変わり、そして、それはより大きくなりました。
『アークナイツ』の成績は我々の予想を大きく上回るものでした。ユーザーの期待もとても大きなものになりました。なので、今後我々はより注意深く創作をしていかなければならないと思っています。
以前は自分たちの実力を発揮できれば良いと考えていましたが、今後は自分たちの力を更に発揮し続けて初めて及第点ではないかと思うようになりました。でなければ、ユーザーが寄せてくれている期待に対して申し訳が立ちません。
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『アークナイツ』成功の要因とは?
海猫:成功の要因は3つあると思います。一つはチームの団結力です。チームの皆は創作を行う際、努力を惜しまず周りのメンバーを信頼し協力しあっています。
『アークナイツ』の成功は1人で実現したものではありません。すべてのメンバーが努力し続けた結果だと思います。
二つ目は全てのメンバーが作品に対し真面目に全身全霊をかけて作った点が挙げられます。
三つ目はユーザーが受け入れてくれたことです。ここまでの成果を出せたのは、ユーザーが我々の作品を好きになってくれたからで、正直にお話するととても感動しています。
『アークナイツ』を立ち上げた当初は、私個人の嗜好にフォーカスして作りたいと思っていて、今よりもよりニッチな作品として考えていました。
記者:実際、何度かのテストを経て、ユーザーの要望を取り入れていますよね?
海猫:我々は自分たちが必要だと考えるものは堅持します。もちろん皆さんの希望を総合的に考えて調整は行いますが。
創作は常に制限がありますが、柔軟性もあります。多くの要望の答えは必ずしも一択ではなく、案をめぐらして全てを実現することも可能だと思います。
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(次回に続きます)
関連情報
『アークナイツ』日本版公式HP:https://www.arknights.jp/
『アークナイツ』中国版公式HP:https://ak.hypergryph.com/index
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