スポンサーリンク

【規制情報】Tencnet『王者荣耀』に導入されたユーザーのゲームプレイを制限する3つの施策とは?

規制情報

先日ゲーム大陸でもTencentが人気ゲーム『王者荣耀』により厳格な実名制を導入すると紹介した(【週刊】中国ゲーム業界人気トピック5選!(9/3-9))。金融系や政府系のサービスに用いられる、より精度の高い公安局のデータを用いた実名チェックの導入に合わせ、未成年者へのゲームプレイ時間の制限を設けるなど、関連の情報がでてきたので紹介したい。

■『王者荣耀』に導入された3つののめり込み防止の施策とは?

これまで中国政府は青少年のゲームへのめり込み防止対策が十分でないとの意向を発表してきた。
(【規制】中国再びゲームへの規制か⁉︎ 10社合計2兆5830億円の時価総額が吹き飛ぶ)

この流れを受けて、Tencentは人気ゲーム『王者荣耀』により厳格な実名制度と関連するのめり込み防止施策を導入した。その3つの施策は以下の通りだ。

【王者荣耀に導入された3つののめり込み防止の施策】
1. 公安局のデータを用いた実名チェック
2. 未成年者へのゲームプレイ時間の制限
3. 未成年者に7500円(500元)/日を超える課金があった際に保護者にアラートを出す


(『王者荣耀』の実名制画面)

■具体的なのめり込み防止施策の内容は?

具体的なのめり込み防止施策の内容は以下の様になっている。

1. 公安局のデータを用いた実名チェック

金融系や政府系のサービスに用いられる、より精度の高い公安局のデータを用いた実名チェックで、9月25日までに全てのアカウントに実名と身分証IDを入力するよう求めている。

9月25日以降、これらアカウント情報に不備があるとログインできないとも告知されており、対象は新規登録ユーザーだけではなく、既存ユーザーにも及んでいる。

2. 未成年者へのゲームプレイ時間の制限

12歳以下のユーザーは一日1時間まで。これを超えると強制的にオフラインになる。また、21時から8時まではプレイできない。

13歳から20歳のユーザーは一日2時間まで。これを超えると強制的にオフラインになる。

3. 未成年者に7500円(500元)/日を超える課金があった際に保護者にアラートを出す

未成年のユーザーで一日あたり7500円以上の課金がなされた場合、Tencentカスタマーサポートから保護者に課金に関するアラートメッセージが飛ぶ。

■実効性はあるのか?

このように、精度の高い実名チェックを行い、そこにプレイ時間の制限を設けることで、中国で問題視されている青少年のゲームへののめり込み問題の解決を図ろうとしている。

ただ、早くもその実効性を疑問視する声も上がっている。というのも、実名入力時に親や先輩など成人の情報を使えば難なくこの規制をクリアできてしまうからだ。

また課金の抑止に関しても、『王者荣耀』の場合、英雄キャラで600円~750円、スキンの高いものでも2000円にも満たないので、一日あたり7500円の設定金額に届くことはあまり多くないのではないか、と見られている。

今回はTencentが自主的にゲームに対する制限を強めたわけだが、この施策がどのような結果をもたらすのか引き続き注視していきたい。

 

この記事を読まれた方へのオススメ!

【中国規制情報】ゲーム許認可関連政府組織 再編完了!

—–
引用:http://www.youxichaguan.com/news/19117.html
翻訳・再編:ゲーム大陸
公式ツイッター:@Game__Tairiku
Facebook:https://www.facebook.com/GameTairiku/
note始めました!
https://note.mu/game_tairiku