当サイトの読者の方であれば、中国産スマホゲームの”ユニーク”な広告を目にしたことは1度や2度ではないのではないだろうか。
明らかに道徳的に宜しくないものも増えており、そういった広告は排除されるべきだと思うが、中にはゲームプレイとは直接関係が無いものの、非常に味わい深い広告も少なくない。
今回は趣向を変えて味わい深い中国ゲームの動画広告を以下に幾つか紹介したい。
味わい深い動画広告の代表格『マフィア・シティ』
エッジの効いた中国ゲーム広告のトップランナーと言えば『マフィア・シティ』だろう。
SLGという競争の激しいカテゴリにおいて、後発ながら同カテゴリでトップクラスの売上規模にまで押し上げたのは、ユーザー獲得効率の良い広告出稿が貢献していることは明らかだ。
やりすぎとの声もある『王に俺はなる』
ユニークな中国産スマホゲームの動画広告として、次に紹介せざるを得ないのはやはり『王に俺はなる』だろう。
同作のヒットを皮切りに、類似タイトルが数多く日本でリリースされた。リリース当初から同系タイトルの広告の過激さは物議を醸しているが、現在に至るまで改善はされていない。
ここでは道徳的に宜しくないものは紹介しないが、カオスで味わい深い動画広告があったので紹介したい。
『レジェンドオブリング』と『大三国志』は?
次は中国ゲーム大手『37』が日本で展開するMMORPG『レジェンドオブリング』を紹介したい。
中国産MMOの特徴である“モブを狩りまくって強く、派手になる!“という要素が凝縮された動画広告となっている。
最後に『NetEase』が開発を行う本格派SLG『大三国志』の動画広告を紹介したい。この動画広告も上に紹介したものと同じ様に、実際のゲームプレイには直接関係の無いイメージ想起型の広告となっている。
ユーザーの目を引くことに特化した広告で新規ユーザーを獲得する手法は中国で良く研究されている。
この手法は中国ゲーム企業の海外進出には欠かせないマーケティング手法として確立されており、日本に展開する中国ゲームも半数以上この手法を用いている。
実際のゲーム内容とかけ離れすぎた広告はユーザーを騙す行為とも言えるので、ゲーム業界全体にとって望ましくない傾向だ。メディア側でガイドラインを強化するなどの取り組みがあるのか当編集部では情報をつかめていないが、このまま過激化の一途をたどるようであれば何かしらの対策が必要になるのかもしれない。
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