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【中国ゲーム|アート】中国ゲーム会社のコンセプトアートってどんな感じ?業界歴10年の劉氏のキャリアは?

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昨今の中国ゲームの日本や米国を始めとした海外市場での躍進は、この10数年間に及ぶ中国ゲームクリエイターやゲーム会社の研鑽に裏打ちされている。

見せ方の上手い会社やクリエイターが脚光を浴びる傾向にあるのは中国も同じだが、黙々と10年間中国のゲーム開発の第一線でコンセプトアート制作を行ってきた劉氏が中国版ツイッターとも言われる『Weibo』を開設したところそのクオリティの高さに注目が集まっている。

中国ゲーム会社のアーティスト劉氏とは

まずは以下に劉帆氏の経歴を簡単に紹介したい。


劉帆
小さい頃より日本のアニメや漫画の薫陶を受けデザイナーを志すようになる。大学で専門的に美術を学んだ訳ではなかったが、ゲーム業界で働きたい思いから業界入りする。ゲーム業界に入った後も自分の専門性に自信を持てなかったが、ゲーム業界で努力を続けた。

成都の小さな開発スタジオからキャリアをスタートさせ、その後大手ゲームメーカーの『Perfect World』に転職、現在は中国大手デベロッパー『祖龍』でヒットタイトルのコンセプトアート制作に従事している。



(劉氏の作品)

劉氏は『Perfect World』時代には武侠系タイトルのコンセプトアートを手掛けることが多かったという。本当に自分が描きたい画はファンタジー系であるものの、周囲のデザイナーから多くを学ぶことができ、当時の先輩や同僚たちにはとても感謝しているという。

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劉氏の作画方法とは?

劉氏の作画方法はまずアイデアを幾つか頭に思い浮かべ、その後参考資料を探しより画的に落とし込んでいく様にしているという。

その後、ある程度のところまで作画が進むと、一度手を止めて問題がないか全体を俯瞰し、修正、そして俯瞰してまた修正、という作業を繰り返している。

劉氏曰く『細かなところ以外、最初から最後まで全て画面の修正に尽きる』。



(劉氏の作品)

コンセプトアートはゲーム開発用として内部で用いられることが常なので、画集などが出ない限り表に出る機会が少ない。中国のコンセプトアーティストがどの様なキャリアでどの様な画を描いているのか?限られた情報ではあるがそれらがお伝えできたのであれば幸いである。

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関連情報

劉氏Weibo:https://weibo.com/u/7284907468


中国ゲームについて話したくなったら:

公式ツイッター:@Game__Tairiku
Facebookhttps://www.facebook.com/GameTairiku/
引用:こちら

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