スマホゲームやアプリの調査・分析ツールを提供する『Sensor Tower』はテンセントの『TiMi Studio』が開発を担当、Activisionがパブリッシングを担当する『Call of Duty Mobile』がリリース初週で全世界ダウンロード数1億回を突破したと発表した。
この数字は先日リリースされた『マリオカート ツアー』の初週のダウンロード数約9000万回を上回る数字となっている。
『Call of Duty Mobile』初週は『PUBG Mobile』の4倍近いDL
今回テンセントの『TiMi Studio』が開発を担当し初週に1億DLを記録した『Call of Duty Mobile』の初週のDL数を、同じくコアゲームに該当する『PUBG Mobile』と『Fortnite』の初週のDL数と比較した図は以下の通りだ。
*『Fortnite』はiOSのみ。
『Sensor Tower』の統計によると『PUBG Mobile』の初週の全世界DL数は2800万、『Fortnite』はiOSのみとなるが2250万であったという。
『PUBG Mobile』『Fortnite』といった同系の人気作だけでなく、より幅広い層に向けて作られた『マリオカート ツアー』以上のDL数を記録したことからも『Call of Duty Mobile』のスタートダッシュの凄まじさが伺える。
『Call of Duty Mobile』のダウンロード数はiOSが若干多く、iOSが全体の55.7%に当たる5690万DLとなっている。
地域別でみてみると米国が一番多く1730万DLで全体の16.9%、次いでインドの1370万DLで全体の13.4%、ブラジルの710万DLで全体の7%となっている。
『Call of Duty Mobile』の初週売上は約19.5億円!
『Call of Duty Mobile』の初週の売上はおよそ19.47億円(1770万ドル)と予測されており、iOSの売上が約10億円(910万ドル)で全体の53%、Androidの売上が約9.13億円(830万ドル)で全体の47%となっている。
(編集注:全体売上1770万ドルとiOS、Androidの売上合計1740万ドルで誤差が見られるが原文のまま引用)
地域別の売上で見てみると、米国が一番の収益源となっており全体の約43%にあたる8.36億円(760万ドル)、次いで日本の2.64億円(240万ドル)で全体の13.7%、ブラジルの9328万円(84.8万ドル)で全体の4.8%となっている。
『Call of Duty Mobile』は売上面でも『PUBG Mobile』と『Fortnite』を凌いでおり、『PUBG Mobile』は課金機能実装後初週の売上が約6600万円(60万ドル)、『Fortnite』はiOSのみとなるが初週売上が約2.53億円(230万ドル)となっている。
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関連情報
Sensor Tower Blog:https://sensortower.com/blog/call-of-duty-mobile-first-week
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