中国でドラゴンボールIPの『龙珠觉醒』やワンピースIPの『航海王 强者之路』などのスマホゲームの運営を行うCMGE(中手游)が香港証券取引所にて上場を果たした。
同社は2011年に中国深センで創業、2012年9月には中国のモバイルゲーム会社として初めてNASDAQ上場を果たした。その後、2015年5月にプライベート化を発表、同年8月にNASDAQ上場廃止し、香港での再上場を目指していた。
新規上場のCMGE 売上規模はTop15
CMGEの事業戦略の中核にあるのはIP戦略だ。中でも日本IPと中国IPが大部分を占めており、日本IPは東映アニメーション、GREE、SNKなどからライセンスを受けているとしている。
同社の2019年上半期の業績は以下の通り。
以下の中国パブリッシャー2019年上半期売上高Top25と比べてみると、CMGEは同じく今年香港で上場を果たしたTop15のiDream Skyと同規模の売上と言える。
詳細はこちら:
【保存版】2019年上半期中国ゲーム企業売上・純利別Top25発表!
初日は公募価格の2%超で着地
CMGEは今回の上場直前に中国ゲーム大手の三七互娯、OurPalm、bilibiliや中国版ツイッターとも言われるWeibo、ショートムービー動画アプリを手掛ける快手などから出資を受けている。
株式公開日初日の時価総額は約914億円(65.34億香港ドル)で公開価格より2%程度の高値となった。
関連情報
CMGE決算資料:http://static.cninfo.com.cn/finalpage/2019-10-31/1207051479.PDF
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