以前当サイトでも訪問インタビューを行った上海のグラフィック制作企業『アルケミー インフォメーション(ALCHEMY Information/点晴科技)』が立ち上げた2D・3Dデザインコンテスト『Global Game Art Contest』の受賞作品が発表された。
同コンテストはテンセントゲームチャンネル、盛趣遊戯、三七遊戯、Ourpalmなどゲーム大手もスポンサーとして名を連ね、60を超える国と地域から7,000人以上の参加者が集まった。
2D部門受賞作品
2D部門で優勝したのは大胆な横長の構図で“楼蘭にいる一人の王”を表現したInsist氏の作品『楼蘭-昔』だ。
審査員は、横長の構図を活かし左から時間の経過を表す表現方法とそれに伴う色調の変化、背景の平面的な画法と人物の立体的な画法による視覚上の衝突が見るものを惹きつけていると評した。
2位の作品はhuteford氏の『journey to the Sun 楼蘭。追日』とXision氏の『最後的陣地』が選ばれた。
(huteford氏の『journey to the Sun 楼蘭。追日』)
(Xision氏の『最後的陣地』)
キャラクター部門はFy氏の『靡』が金賞、妙吉祥氏の『不 熄 – 楼 蘭』が銀賞、A.Gain氏の『浮城之下』が銅賞を受賞した。
(Fy氏の『靡』)
(妙吉祥氏の『不 熄 – 楼 蘭』)
(A.Gain氏の『浮城之下』)
3D部門受賞作品
3D部門で優勝したのは審査員から“爆発的な想像力、ストーリーと設計のモチーフとの融合、傀儡師の病的な浪漫”などの点が高い評価を得た、小松氏の『消失之前』だ。
(小松氏の『消失之前』)
2位の作品はJKey Gu氏の『西域·戦龍将』と白鹿青崖氏の『渡』が選ばれた。
(JKey Gu氏の『西域·戦龍将』)
(白鹿青崖氏の『渡』)
賞金総額1600万円の2D、3Dデザインコンテスト『GGAC』は来年も開催を予定しているという。『GGAC』の公式サイトには他にも数多くの作品が掲載されているので、興味を持たれた方は是非そちらもチェックして貰いたい。
関連情報
GGAC公式サイト:https://www.ggac.net/
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