『崩壊3rd』のmiHoYoの新作『原神(Genshin)』は3月19日よりiOS、Android、Windows OSを対象にベータテストを開始した。同作はPS4、Nintendo Switchへの対応が発表されているが、今回のベータテストには含まれていない。
今回のベータテストで明らかになった『原神(Genshin)』の方向性などを中国ゲームメディア遊戯葡萄が伝えているので、その様子を紹介したい。
今回のベータテストの特徴
今回の『原神(Genshin)』ベータテストの特徴として以下の3点を遊戯葡萄が挙げている。
【原神(Genshin)βテスト特徴】
1. 新マップ『璃月』の開放
→ 広さはモンドの約2倍
→ モチーフは東方ファンタジー
2. 『原神』オリジナルのクリーチャーデザイン
→ 12体のクリーチャー、ボスを追加
3. ディティールの作り込み
今回のβテストに先んじて公開された『璃月』のキャラクタ
『原神(Genshin)』バトルシーン
『璃月』マップ。東方ファンタジーを主体とした山水画の様な世界が広がる。
『原神(Genshin)』の方向性は?
『原神』は中国では昨年6月に初回ベータテストを行っている。その際に一部ユーザーから『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』の影響が強くオリジナリティに欠ける、との指摘があり、開発チームがユーザーに向け意見表明を行うなど、今回のベータテストでどの様な変更が行われるのか注目が集まっていた。
前回ベータテストと今回の内容を比較し、見えてきた今後の『原神(Genshin)』の方向性は以下の通りだ。
【原神(Genshin)の方向性】
1. 自由探索+ストーリー発生
→ 強制力は強くないがクエストがストーリーを主導
2. オープンワールド+野外バトル
→ 一部ギミック謎解き、神廟ダンジョン、特殊ボスなど
3. 4キャラの切り替えバトル
今回のベータテストでも変更のなかった上記3点が今後の『原神』の方向性としてほぼ固まったと見ることができる。
同作はキャラクタの成長とそれに紐づく育成によって長期的にゲーム体験を提供し、キャラクタ育成素材は探索やクエストを通じて取得とあることから、課金要素もキャラクタを中心に設定されるのではないかと思われる。
関連情報
『原神(Genshin)』公式HP:https://genshin.mihoyo.com/ja
遊戯葡萄記事:こちら