スクエア・エニックスの『クロスゲート』IPのスマホ版『魔力宝贝』の開発や『ガーデンスケイプ』『ホームスケイプ』の中国パブリッシャーとして知られる香港証券取引所上場企業『iDreamSky(梦创天地)』が2019年通年の決算発表を行った。
同社の2019年通年の売上高は約447億円で前年同期比18%の増加、売上総利益は約196億円で前年同期比18%の増加と増収増益となっている。
iDreamSky 2019年度売上は約447億円
『iDreamSky(梦创天地)』の2019年通年の業績は以下の通り。
【iDreamSky(梦创天地) 2019年度業績】
・売上高:約447億円(27.92億元)と前年の約378億円(23.64億元)から18%増加
・売上総利益:約196億円(12.25億元)と前年の約166億円(10.38億元)から18%増加
・調整後当期純利益:約88億円(5.53億元)と前年の約71億円(4.43億元)から25%増加
主力はスクエニIP『クロスゲート』のスマホゲーム
同社の収益源は自社で開発、テンセントがパブリッシングを行う、スクエア・エニックスのオンラインゲーム『クロスゲート』IPのスマホゲーム『魔力宝贝』と『ガーデンスケイプ』『ホームスケイプ』の中国パブリッシングに依るところが大きい。
(『魔力宝贝』)
決算資料では『ガーデンスケイプ』と『ホームスケイプ』のMAUは2600万と800万としており、今後『ガーデンスケイプ』では故宮とのコラボを予定しているという。
また、今後はマッチスリー、ターン制、2次元カードバトル、2次元ARPGなどマルチジャンルに自社の開発リソースを投入していくとしており、IPタイトルでは『DreamWorks』のライセンスを受けて、ラン系ゲーム『梦工场大冒险』を既にiOS向けにリリースしたとしている。
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『iDreamSky(梦创天地)』2019年通年決算資料:こちら
『魔力宝贝』公式HP:こちら
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