4月3日、『コード:ドラゴンブラッド』で知られる中国大手デベロッパーの『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』は香港証券取引所に目論見書を提出し、上場申請を行った。
同社の2019年の業績は、売上高約171億円、営業利益59億円、純利益約19億円と純利益ベースでも黒字化を果たしている。
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の業績は?
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の2017年、2018年、2019年の業績は以下の通り。
目論見書によると、『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』はスマートフォン向けのMMORPG開発に特化し、全社の約85%が開発者で、10年以上の開発経験を持つシニアレベルのスタッフは205名に在籍しているという。
2019年度の開発費は約62億円を計上しており、2017年から毎年売上の35%強を開発費に充てている。また2019年度には純利益ベースで黒字化を果たしている。
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の事業KPIは?
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』の2019年の事業KPIは以下の通り。
【祖龍の2019年度事業KPI】
・累計ログインユーザー数:1.21億
・月間平均アクティブユーザー数:344万
・月間課金ユーザー数:50万
・1ユーザー当たりの売上:416円
同社はスマホゲームを14タイトルリリースしており、『コード:ドラゴンブラッド』の中国市場リリース初月の売上は約96億円、2019年末までに約214億円の売上を記録したとしている。
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』は今後2022年までにMMORPG4本、SLG3本、その他8本をリリースする計画を発表している。
関連情報
『祖龍(ARCHOSAUR GAMES)』目論見書:こちら
創業者インタビュー:こちら
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