最近、モバイル向けマーケティングプラットフォームである『Liftoff』が『2018年モバイル広告コスト』というレポートを発表した。
全世界を対象にしたスマホゲームのユーザー獲得単価やコンバージョンレートなどが記載されている。
中国のゲームメディアがこういったレポートを記事化しているあたり、中国ゲーム企業の海外展開への取り組みの多さが伺える。
■スマホゲームのユーザー獲得単価は?
レポートによると、平均的なCPIは413円で昨年同期の448円と比べると約8%単価が下がっている。
インストールから登録までのコンバージョンレートは54.6%、登録までのユーザー獲得単価は757円で、昨年同期の983円と比べると約23%単価が下がった。
(1USD=110円で換算。)
■ iOS vs Android
以下の図でiOSとAndroidの具体的な違いを見てみたい。獲得単価は総じてiOSユーザーの方が高いが、コンバージョンレートからも見て取れるように、ユーザーの質はiOSの方が高い。
■ 男性ユーザー VS 女性ユーザー
男性ユーザーはCPIこそ女性よりも少し低いが、他は全て女性ユーザーの方が獲得単価が安い。
■地域別の獲得単価は?
アジア太平洋の課金ユーザーの獲得単価が飛び抜けて高い。コンバージョンレートも“インストール→登録”の92%から、“登録→課金”は4%になるなど、かなり狭き門となっている。
■3大ジャンル毎の獲得単価は?
カジュアル系のCPIはやや低く、カジノ系とストラテジー系のCPIは若干高めになっている。
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引用:http://www.gamelook.com.cn/2018/08/338836
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