世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2020年12月14日までのスマホゲーム売上Top6の売上予測値を発表した。
同統計によると、売上Top1はテンセントの『PUBG Mobile』、Top2は『王者栄耀』で約2750億円超え、Top3は『Pokémon GO』で約1320億円と予測されている。
2020年スマホゲーム売上Top6
『Sensor Tower』が発表した2020年1月1日から12月14日までのスマホゲーム売上Top6の売上予測値は以下の通り。(同統計には中国Android市場売上は含まない。『PUBG Mobile』は中国版に当たる『和平精英』を含む。)
出所:Sensor Tower
■2020年スマホゲーム売上Top6
集計期間:2020年1月1日~12月14日
Top1:PUBG Mobile(テンセント):約2860億円(26億ドル)
Top2:王者栄耀(テンセント):約2750億円(25億ドル)
Top3:Pokémon GO(Niantic):約1320億円(12億ドル)
Top4:Coin Master(Moon Active):約1298億円(11.8億ドル)
Top5:Roblox(Roblox):約1210億円(11億ドル)
Top6:モンスターストライク(mixi):約1054億円(9.58億ドル)
*1ドル=110円にて換算
テンセント『PUBG Mobile』は前年比約64%増の約2860億円の売上を記録しTop1となった。Top2も同じくテンセントの『王者栄耀』で、売上は前年比約43%増の約2750億円となった。
Top3のNiantic『Pokémon GO』は前年比約32%増の約1320億円、Top4の『Coin Master』は昨年から倍増となる約1210億円の売上となった。
Top5の『Roblox』も昨年から倍増となる約1210億円を記録、Top6の『モンスターストライク』は前年比2.8%増と唯一の一桁増加となった。ただし、同作は2014年から毎年売上Top5にランクインしており、累計売上額は世界最高レベルと言える。
2019年は年間売上が10億ドルを超えるタイトルは『王者栄耀』『PUBG Mobile』『Fate/Grand Order』の3作、2018年は『王者栄耀』『モンスターストライク』『Fate/Grand Order』の3作であったが、今年は既に5作が10億ドルを突破しており、トップタイトルの売上規模も拡大している。
中国Android市場を除く、全世界スマホゲーム市場は12月14日までの時点で売上規模は約8兆2940億円(754億ドル)と予測されている。
当記事まとめ
■まとめ
・年間売上約1000億円超えタイトルが6本
・1位、2位はテンセント
・日本勢はポケモンGOとモンスト
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