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【日本市場】20年Q4日本スマホゲーム売上は約5060億円!中国ゲームがシェア伸ばす!

海外市場情報

スマホゲームやアプリの調査・分析ツールを提供する『Sensor Tower』は日本のスマホゲーム市場売上規模や売上・DLランキングをまとめた統計を発表した。

同社の発表によると、2020年Q4の日本のスマホゲーム市場のApp StoreとGoogle Playの売上規模は約5060億円と前年同期比で34%の増加、中国ゲームはTop100に30タイトルがランクインし27%の売上シェアを占めた。

2020年Q4日本スマホゲーム売上は約5060億円

まずは日本スマホゲーム市場規模を見てみよう。2020年Q4のApp StoreとGoogle Playのスマホゲーム売上は約5060億円(46億ドル)で、前年同期比で34%増加となった。また12月は単月売上が約1947億円(17.7億ドル)と2014年以来の最高の単月売上となった。

App StoreとGoogle Playの売上比率はApp Storeが57.8%Google Playが42.2%となっている。


出所:Sensor Tower

2020年Q4日本市場におけるDL数はQ3に続き減少傾向にある。App StoreとGoogle Playのスマホゲームのダウンロード数は1.64億回前年同期比で約12.3%の減少となった。

App StoreのDL比率は、App Storeが59%、Google Playが41%となっている。


出所:Sensor Tower

2020年Q4売上Top1はモンスト

以下は2020年Q4日本スマホゲーム市場の売上ランキングTop20だ。


出所:Sensor Tower

Top1、Top2は変わらず『モンスト』『FGO』となっており、売上は『モンスト』が約253億円(2.3億ドル)、『FGO』が220億円前後(2億ドル前後)と予測されている。

Q4はTop10に『荒野行動』『原神』『放置少女』と言った中国ゲームが3タイトルランクインしている。

DLランキングTop1はInnerSlothの『Among Us』で230万回以上のDLを記録した。DLランキングの日本ゲーム会社のタイトル数はTop20に7作と前期の4作から増加している。


出所:Sensor Tower

中国ゲーム売上Top1は荒野行動

2020年Q4の日本市場における中国ゲームの売上Top20は以下の通り。


出所:Sensor Tower

Q4では売上Top100に中国産ゲームが30タイトルランクインしており、その売上総額は約1001億円(9.1億ドル)、Top100タイトルの売上総額の27%に上ると予測されている。

中国ゲームの日本市場売上Top1は引き続きNetEaseの『荒野行動』で売上約154億円(1.4億ドル)と予測されている。Top2のmiHoYo『原神』もこれに近い売上となる約150億円(1.36億ドル)と予測されている。


出所:Sensor Tower

DLランキングでは5作が新たにTop20入り、その内の4作『ファイナルギア』『パニシング:グレイレイヴン』『イリュージョンコネクト』『食物語』が2次元系タイトルとなっている。

当記事まとめ

■まとめ
・2020年Q4日本スマホゲーム売上は約5060億円と前年比34%増
・中国ゲーム売上Top1は荒野行動
・中国ゲームは売上Top100に30タイトルと過去最多

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関連情報

Sensor Tower記事:こちら
2020年Q3日本市場規模:こちら


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