スマホゲームやアプリの調査・分析ツールを提供する『Sensor Tower』は日本のスマホゲーム市場の売上規模や売上・DLランキングをまとめた統計を発表した。
同社の発表によると、2021年Q1の日本のスマホゲーム市場のApp StoreとGoogle Playの売上規模は約5610億円と前年同期比で35%の増加、中国ゲームはTop100に29タイトルがランクインし25%の売上シェアを占めたとしている。
2021年Q1日本スマホゲーム売上は約5610億円
まずは日本のスマホゲーム市場規模を見てみよう。2021年Q1のApp StoreとGoogle Playのスマホゲーム売上は約5610億円(51億ドル)で、前年同期比で35%増加、前期比で13.5%の増加となった。
1月1日の売上は約295億円(2.68億ドル)とQ1の日平均売上の4.7倍、前年同日比で65%増となっている。
また、Q1は『NieR Re[in]carnation
出所:Sensor Tower
2021年Q1の日本市場におけるDL数は1.89億回、前期比で15.8%増となったが、コロナの影響でDL数が増加した前年比では10.8%の減少となっている。
App StoreとGoogle Playの売上比率はApp Storeが55.7%、Google Playが44.3%、DL比率はApp Storeが59%、Google Playが41%となっている。
2021年Q1売上Top1はモンスト
2021年Q1日本スマホゲーム市場の売上ランキングとDLランキングTop20は以下の通り。
出所:Sensor Tower
『ウマ娘』の登場によりトップタイトルの寡占状態に変化が見られたが、Q1の3ヶ月では依然『モンスト』『FGO』『プロスピ』『パズドラ』が強く、1月1日にはこの4タイトルで約220億円の売上を記録している。
DLランキングTop1は400万回のDLを記録した『NieR Re[in]carnation』、Top2は270万回DLの『ウマ娘』となった。
中国ゲーム売上Top1は原神
2021年Q1の日本市場における中国ゲームの売上ランキング、DLランキングTop20は以下の通り。
出所:Sensor Tower
中国ゲームの日本市場売上Top1はmiHoYoの『原神』で約145億円(1.32億ドル)と予測されている。
DLランキングTop1は210万回DLを記録した『Project Makeover』、Top2は37Gamesの『パズル&サバイバル』となっている。
当記事まとめ
■まとめ
・2020年Q1日本スマホゲーム売上は約5610億円と前年比35%増
・中国ゲーム売上Top1は原神で約145億円
・中国ゲームが日本市場Top100売上の25%を占める
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
2020年Q4日本市場規模:こちら
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