【決算】Shengqu、Funplusの世紀華通2020年売上は約2397億円で大幅増益

決算

2021.05.07

『Fun Plus』や『Shengqu Games(盛趣遊戯)』を傘下に収める『世紀華通』が2020年通期の決算発表を行った。

同社の2020年通期の売上高は約2397億円(149.83億元)で前年同期とほぼ同水準、株主に帰属する純利益は約471億円(29.46億元)の29%増となった。

Fun Plus、盛趣の世紀華通通期売上高は2397億円！

世紀華通の2020年通期の業績は以下の通り。

同社の決算資料によると、『Shengqu Games(盛趣遊戯)』が中国国内で展開する『FF14』といったPCクライアント・サーバー型ゲーム売上が予想を大きく上回り、スマホゲームでもMMO、カジュアル、アイドル育成など多ジャンル展開を行ったことにより、『Shengqu Games(盛趣遊戯)』の売上高は約1152億円(71.98億元)、株主に帰属する純利益は約478億円(29.86億元)と従前より発表していた3年間の業績コミットメントを達成したことになる。

海外市場においては『Fun Plus』の『キング・オブ・アバロン』『ガンズ・オブ・グローリー』が安定した収益源となっている。

また、ゲーム開発力強化のため、開発投資を継続しており、2020年通期の開発費は前年比12.5％増の約239億円、直近3年の開発費は618億円に上るとした。2020年12月末時点の開発者数は約3700名で前年比3％となった。