7月28日、中国IT大手の『百度(Baidu)』が新作発表会を行い、再度ゲーム領域に事業展開することを表明した。
同社のパイプラインはカジュアルゲームからミッドコアまでカバーしており、カジュアルゲームに関しては既に海外展開も行っていると言う。
百度(Baidu)ゲーム事業の要点は?
『百度(Baidu)』が発表したゲーム事業の要点は以下の通り。
■ 『百度(Baidu)』ゲーム事業の要点
・開発会社への委託開発・独占配信
・自社開発・自社運営の強化
・グローバル展開
同社は1年以上前から先行してカジュアルゲームの海外展開を実施しており、『Bangbang Rabbit!』など11タイトルを176の国・地域にてリリースし、一定の成果を得たとしている。
今後、カジュアルゲームに関しては、アイテム課金と広告モデルのハイブリッド型のゲームをより多く展開するとした。
(カジュアルゲーム11作の内、6タイトルがストアおすすめ枠掲載された)
ミッドコアゲームに関しては、中国アニメIP『武庚纪』を筆頭に日本アニメIPなどのスマホゲーム化も予定しているとし、『百度(Baidu)』のゲーム事業は、カジュアルゲームとIPミッドコアゲームの自社開発、自社運営を軸に海外展開を行うことになる。
(『武庚纪』のスマホゲームは2022年内の配信を予定)
中国検索シェアトップで資本力もある同社が、テンセント、NetEase、Alibaba、ByteDanceとITジャイアントがしのぎを削るゲーム事業でシェアを奪えるか今後の動向に注目したい。
当記事まとめ
■まとめ
・百度(Baidu)がゲーム事業に再進出
・自社開発、IP、海外展開を軸に
・委託開発の独占配信も行う
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引用記事:こちら
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