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【中国ゲーム市場】中国でゲームを出せば数十万ダウンロードは確実?!数字で見る中国市場の実態は?

中国市場データ

人民日報海外版は2月13日に中国の内閣に相当する国務院に属する行政部門である工信部(中華人民共和国工業情報化部)が発表したデータを元に、2018年の中国スマホゲームアプリの総数やオンラインゲームの売上規模などを紹介した。

2018年中国のストア上にあるスマホゲームの総数は?

工信部のデータによると、2018年にAndroid及びiOSのストア上にあるスマートフォンアプリの総数は449万個で、2018年の純増数は42万個だとしている。

その内訳は、Androidアプリが268万個、iOSアプリが181万個となっている。

449万アプリのうち、ゲームアプリは138万個でジャンル別で一番多くを占めている。次いで多いのがライフサービス系のアプリで83万個だという。

(2018年中国スマホアプリ総数の推移。単位:万)

2018年のAndroidストアでのアプリ配信回数は1兆8千億回で、各ジャンルのアプリのダウンロード数は以下の様になるという。

【2018年中国Androidアプリ ジャンル別DL数】
・ゲーム系:3099億回
・システムツール系:3037億回
・映像音楽系:2358億回
・SNS系:2012億回

ゲームアプリダウンロード数の2極化

上記のアプリ総数とダウンロード数を見てみると、アプリ総数では一番多かったゲームが、ダウンロード数で比較すると他の3ジャンルと大きな開きがないことが分かる。

リリースから一定以上の時間が経過し、既にアクティブではなくなっているアプリや、重複ダウンロードの影響を一旦除外してゲームアプリの平均ダウンロード数を割り出してみたい。

【2018年中国ゲームアプリの平均DL数】
2018年のAndroidゲームDL回数3099億回÷96.6万(2018年のゲームアプリ数138万×中国Androidのシェア比70%)=約32万回 となる

では、中国でリリースされるゲームが全てこの平均値である約32万DLを達成できているかと言うと、そんなことはなく、この数字に届かないものが大多数を占めている。

これは一部の人気作や大規模プロモーションを行うことのできるゲームアプリにダウンロードが集中する、中国スマホゲーム市場におけるダウンロード数の2極化と言えるだろう。

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中国オンラインゲーム市場規模は?

2018年中国のスマートフォンユーザー数は14億を突破した。

2018年の中国IT企業全体の売上高は15兆2992億円(9562億元)で、前年比で20.3%の増加ではあるものの、成長率は2016年から20%前後に留まったままだ。

2018年の中国オンラインゲームの売上高は3兆1328億円(1958億元)で2000億元の大台間近となった。

成長率は前年比で17.8%、2017年の35.4%の成長率から大幅に減速し、2014年以来となる市場の停滞が見られた。

(13年~18年中国オンラインゲーム売上高推移。単位:億元)

どの調査レポートを見ても、2018年は中国ゲーム市場の停滞を報じている。

停滞と言っても15%~20%前後の成長率があるので、日本の感覚だとまだまだ伸びているように感じるが、これまで高度成長を続けてきた中国市場からすると物足りなくなるのかもしれない。

市場停滞・成熟後の戦い方を熟知する日本企業の経営戦略が、これから市場の停滞・成熟に対峙する中国企業にとって、大きな参考価値を持つのかもしれない。

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引用:http://www.gamelook.com.cn/2019/02/350009
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