中国ゲーム市場のデータ分析を行う『CNG(伽馬数据)』は2021年8月の中国スマホゲーム市場規模の予測値を発表した。
同社の統計によると2021年8月の中国スマホゲーム市場売上規模は約3078億円(192.38億元)で前年比約8%の増加、前月比約6%の増加としている。
2021年8月の中国スマホゲーム市場売上規模は約3078億円
『CNG(伽馬数据)』の統計によると2021年8月の中国スマホゲーム市場売上規模は約3078億円(192.38億元)で前年比約8%の増加、前月比約6%の増加としている。
3月から半年間の月次の売上規模推移を見てみると、4月が約2865億円(179.06億元)で一番低く、6月が約3107億円(194.2億元)で一番高くなっており、毎月5%前後の増減はあるものの、3000億円前後の売上で推移していることが分かる。
出所:CNG(伽馬数据)『2021年8月移动游戏报告』
また同社は、8月の売上増の要因は『Fate/Grand Order』の周年イベントや『大話西遊』の大型イベントなど複数のヒットタイトルで大型のイベントが実施されたこと、『斗罗大陆:武魂觉醒』『小浣熊百将传』『金铲铲之战』などの新規タイトルが好調であったことだとしている。
(テンセント『金铲铲之战』)
2021年8月の中国スマホゲーム新規タイトル売上Top5は以下の通り。
出所:CNG(伽馬数据)『2021年8月移动游戏报告』
Top1はテンセントが開発、運営を行う『リーグ・オブ・レジェンド』のライセンスを受けたAuto Chess系タイトル『金铲铲之战』で売上は80億円(5億元)超と予測されている。
Top3は同じくテンセントがコーエーテクモからライセンスを受けた『真・三国無双 覇』で、売上は16億円超(1億元)と予測されている。
当記事まとめ
■まとめ
・2021年8月の中国スマホゲーム市場売上規模は約3078億円
・LoL派生のAutoChess『金铲铲之战』は約80億円
・コーエーテクモがテンセントにライセンスの『真・三国無双 覇』は約16億円
関連情報
CNG(伽馬数据)『2021年8月移动游戏报告』:こちら
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