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【中国ゲーム市場動向】中国インディゲームやテンセント『WeGame』って実際どう?全体像をチェック!

中国インディゲーム

中国ゲーム市場の主戦場がスマホゲームに移り、4~5年が経とうとしている。

市場の成長速度は鈍化、競争は激化の一途を辿り、中国ゲーム企業各社はゲームの品質だけではなく、会社資本の体力勝負を迫られている。

大手企業がこのレッドオーシャンで熾烈なパイの奪い合いを行う最中、中小デベロッパーはどの様な戦略をとっているのだろうか。

日本でもスマホゲームの次の一手として注目を集めるHTML5ゲームは、中国では既に基礎研究段階を終え、収益化を目指す段階に入っている。

今回はそんなHTML5ゲーム市場と共に注目を集めている、テンセントが手がけるPC向けゲーム配信プラットフォーム『WeGame』を中国ゲームメディア『Game Look』の分析とともに紹介したい。

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テンセント『WeGame』とは?

テンセントの『WeGame』とは、簡単に言うと中国版『Steam』とも呼ばれる、PC向けゲーム販売・配信プラットフォームだ。

2016年からスタンドアローンゲーム(オフラインだけで遊べるゲーム)の販売を開始し、2017年9月に名称を『WeGame』に変更し大々的に展開を開始した。

現在は『Steam』と並び中国国内最大規模のPC向けゲーム販売・配信プラットフォームになっている。

公開情報によると、登録ユーザー数は3億人でデイリーアクティブユーザー数は3300万人に上るという。

WeGameには何本のタイトルがある?

現在(2019年2月)『WeGame』の全ゲームタイトル数は166本となっている。内訳は以下の通り。

オンラインゲーム:69本
スタンドアローンゲーム:89本
未配信タイトル:8本

『WeGame』上のスタンドアローンゲームのリリース本数の変遷は以下の様になっている。

2016年:5本
2017年:37本。海外タイトルの経営シュミレーション『スターデューバレー』がヒット!
2018年:44本。中国タイトル『中国式家長』が12000レビューを記録!
2019年:2ヶ月半で3本。ローグライク系の『了不起的修仙模拟器(Amazing Cultivation Simulator)』が販売数30万本超えのヒット!売上は3.2億円(2000万元)超とも。


中国『GSQ Games』開発の『了不起的修仙模拟器(Amazing Cultivation Simulator)』

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『WeGame』上の中国産タイトル、海外産タイトルの比率はほぼ半々となっており、『GameLook』の分析によると、歴代Top3タイトルは海外産の『Don’t Starve』『スターデューバレー』と中国産の『中国式家長』だと言う。

これら3作の推定販売本数は100万本超えと見られている。


(中国『墨魚玩遊戯』開発の『中国式家長』)

WeGameの約7割のゲームは販売本数10万本以下

100万本超えのヒットタイトルが出てきてはいるものの、まだその数は多くない。むしろ大半のゲームはそれに遠く及ばない数字となっている。

『Game Look』の調査では『WeGame』上の70%のタイトルは販売本数10万本以下で、47%のタイトルは販売本数5万本以下に留まっていると言う。

また、『WeGame』は販売価格が低めに設定されているタイトルが多いのも特徴だとしている。

大部分のタイトルが1280円(80元)以下の販売価格で、640円(40元)以下のタイトルも半分近くを占めている。

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WeGameで人気のゲームジャンルは?

『WeGame』で人気のゲームジャンルは以下の様になっている。

【WeGame ゲームジャンル分布】
RPG:28%(25本)
横スクロールアクション:12.3%(11本)
謎解き:12.3%(11本)
経営シュミレーション:12.3%(11本)
アクション:7.8%(7本)
生存系:6.7%(6本)
冒険アドベンチャー:3.3%(3本)
シューティング:3.3%(3本)
その他:7%(7本)
出所:『Game Look』

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WeGameのプラットフォーム機能は?

『WeGame』のローンチ当初はプラットフォーム機能において、先行する『Steam』との開きが大きかった。

ただ、現在ではクラウドセーブ機能、オフラインモード、返金対応、カードアチーブメントなど主要機能を実装しており、プラットフォーム機能でも『Steam』に徐々に追いつきつつある。

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テンセントの『王者栄耀』や『PUBG Mobile』、NetEaseの『荒野行動』、IGGの『ロードモバイル』、Yotta Gamesの『マフィアシティ』や2次元タイトルの『崩壊3rd』『アズールレーン』などの実績を見ると、中国産ゲームは商業的に十分世界規模で成功を収めていると言える。

中国のゲーム開発者が次に目指すのは、『オリジナリティ』であり、自分達が作り出す新しい『IP』であることは間違いない。

テンセントという強大な会社が推し進める『WeGame』というプラットフォームから新しくオリジナリティ溢れる中国ゲームが中国国内・国外に向け続々と排出されるのか。

定期的に中国インディゲームや『WeGame』関連の情報も紹介していきたい。


引用:https://mp.weixin.qq.com/s/_Wx4P7qVx3wak2yyb_H5UQ
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