『荒野行動』などで知られる、NASDAQ上場企業のネットイース(NetEase)が、2月21日に会計監査前の2018年Q4(10月~12月)及び2018年通年の決算発表を行ったので紹介したい。
2018年は中国政府のゲーム配信許認可『版号』の規制などを受け中国ゲーム市場全体としては伸び悩んだ一年となった。
そんな中、中国ゲーム市場において大きなシェアを持つ同社の業績に注目が集まった。
Q4のオンラインゲーム事業は約38%の伸び
ネットイースの2018年10月~12月期の会計監査前の業績は以下の通りだ。
前期である7月~9月のオンラインゲーム事業の売上高が1656億円、前年度比で27.6%の増加であったことを考えると、10月~12月期は売上、成長率ともに増加している。
2018年の売上高は1兆円超え
ネットイースの2018年通年の会計監査前の業績は以下の通りだ。
2018年の中国ゲーム市場は中国政府の規制や市場自体の成熟があり、市場成長率は15%に留まった。
そんな中、『荒野行動』が日本で大ヒットを記録するなど、同社のオンラインゲーム事業は年間の成長率が10.7%の増加と堅調な伸びを見せている。
ただし、EC事業の約65%の増加を受けて、通年でのゲーム事業売上の全体比は2017年の67%から60%程度へと低下している。
ネットイース創業者の丁氏は決算発表後に行われた電話インタビューにて、同社の海外売上の大半は日本市場によるもので、中でも『荒野行動』の貢献が際立っているとも話した。
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引用:http://tech.163.com/19/0221/07/E8H9AC7T00097U7R.html
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