中国ゲーム大手『Perfect World』は1月22日に2021年度の業績予測値を発表した。同社の発表によると、2021年通年の株主に帰属する純利益は約5.6億円(3500万元)~約6.2億円(3900万元)に落ち着くとしており、前年比で70%前後の減少となる見込みだ。
主な要因として、ゲーム事業の戦略転換とコンテンツ刷新の重要な時期に差し掛かり、業績への影響が大きかったとしている。
ただ、12月16日にリリースしたオープンワールドRPG『幻塔』が、App Storeのダウンロードランキングで6日連続でTop1を獲得するなど1000万人以上のユーザーを獲得し、初月売上が約80億円(5億元)に迫るなど、スタートダッシュに成功したとしている。
同社は『幻塔』の初期成功は若者向けゲーム開発・運営力が強化された証だとしており、開発中のIPタイトルにおいても、ゲーム事業の変革を証明したいとした。
(『幻塔』)
当記事まとめ
■まとめ
・ゲーム事業の戦略転換などで21年通期は約70%の減益
・Perfect Worldの『幻塔』初月売上は約80億円
・複数の大型IPタイトルも開発中
関連情報
Perfect World2021年度決算予測値発表:こちら
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