中国国内を中心にeスポーツイベント運営などの事業を手掛ける『英雄体育(VSPN)』が1月31日に香港証券取引所に上場申請を行った。
同社はビデオゲームを次世代のスポーツと娯楽にすることをビジョンに掲げており、2020年のシリーズBではテンセントをリードインベスターとして約110億円(1億ドル)の資金調達を行っている。
今回『英雄体育(VSPN)』が開示した直近3年の業績は以下の通り。
20年は新型コロナの影響もあり売上が減少に転じているが、21年の1月~9月の売上は従来のeスポーツ大会運営事業の他、大会のスポンサードなどの売上やライブ動画プラットフォームでのコミュニティ運営による売上も計上している。
年度利益に関しては20年にはeスポーツ総合センター及び競技場の売却に伴う損失計上を、21年1月~9月には試験営業を行っていた業務の停止に伴う損失計上を行っているが、共に一時的な損失であるとしている。
当記事まとめ
■まとめ
・中国eスポーツ大手『VSPN』の21年1月~9月売上は約212億円
・大会運営のほか、スポンサードやライブ動画による売上も
・年度利益は一次的な損失計上でマイナス
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VSPN(英雄体育)決算資料:こちら
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