3月3日、NASDAQと香港証券取引所で上場しているbilibili(ビリビリ)は2021年通期の会計監査前の決算発表を行った。
2021年通期の売上高は約3101億円(193.84億元)で前年比で62%の増加、売上総利益は約647億円(40.43億元)と前年同期比で42%の増加となった。
bilibili 2021年通期の業績は?
bilibiliの2021年通期の業績は以下の通り。
– 売上高は約3101億円、前年の約1920億円と比べると62%の増加。21年Q4の売上は約925億円とQonQでも売上11%の売上増となった。
– スマホゲーム事業の売上高は約814億円、前年の約768億円と比べると6%の増加。Q4の売上は約207億円でQonQでは7%の減少。
– 動画及び付加価値サービスが前年比80%増の約1110億円と前年比でもゲーム事業を上回った。
– 広告事業は売上高約724億円とこの1年で大幅に売上を伸ばし、ゲーム事業に近い売上規模に成長。
– 売上総利益は約647億円で前年比で42%増。
– 株主に帰属する純損益は前年の約482億円から約1086億円と純損益が125%増加。
■2021年Q4 bilibiliプラットフォームKPI
・MAU:2.72億(前年比35%増)
→ スマホ:2.5億
・DAU:7220万(前年比34%増)
・月額課金ユーザー数:2450万(前年比37%増)
bilibiliは2021年通期の決算を振り返り、この3年間でMAUが倍増するなど安定した成長を遂げており、動画サービス、広告事業が順調に売上を伸ばしている点に触れている。
また手元資金は約4832億円と経営状態が健全であるとしつつ、今後も成長戦略を堅持し、2022年は赤字幅を縮小できるよう尽力するとした。
当記事まとめ
■まとめ
・bilibili2021年通年売上は約3101億円
・ゲーム事業売上は約814億円、YonYで6%増
・2022年は赤字幅縮小へ尽力
関連情報
『bilibili』2021年通期決算資料:こちら
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