10月10日~10月16日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみたい。今週はエクストリームがライセンスした『梦幻模拟战(ラングリッサーIP)』がアップデートを経てTop2を獲得!
他にも、Alibabaグループの『航海王:燃焼意思(ワンピースIP)』がTop5、昨年6月にリリースした『魂斗羅:帰来(魂斗羅IP)』がTop9入りするなど、先週に続き日本IPゲームの活躍が目立った。
『ラングリッサー』がTop2獲得! 但し、アプデ時のプロモーションは弱い
『ラングリッサー』は先週売上ランキングTop10からこぼれ落ちたが、これは10月11日のアップデートを控えコアユーザーの買い控えが発生したことによると考えられる。
当アップデート後は目立ったプロモーションは行われなかったにもかかわらず、売上げランキングTop2と過去最高記録に並んだ。
これは『ラングリッサー』がコアユーザーを囲い込み、顧客単価を高めるタイプのタイトルとして位置づけられているのではないかと予測できる。



ラングリッサーの分析記事はこちら!
『魂斗羅:帰来』リリース1年以上経過もアップデート効果でTop10入り!
KONAMIが中国最大手Tencentにライセンスし展開している『魂斗羅:帰来(魂斗羅IP)』が10月11日のアップデート後の翌12日には一時的に売上ランキングTop9まで上昇した。
*直近3ヶ月の売上ランキング推移。(出所:App Annie)
上図の通り、直近3ヶ月は売上ランキングTop20~40位圏内に定着しているが、8月と9月に行われた大型アップデートの後も今回と同じ様に、売上ランキングTop10前後まで上昇している。
この3ヶ月は毎月大型アップデートを行い、その都度売上を伸ばすというサイクルになっているようだ。
今回のアップデートでは目玉として『縦スクロールシューティングステージ』のミニゲームを復刻ステージとして登場させていた。
Tencent『聖闘士星矢(腾讯)』はランキング下落。初のTop30圏外に。
Tencentが運営をする『聖闘士星矢』は8月2日のリリース以来、売上ランキング最高2位を記録するなど、好調を持続してきた。
ただし、中国の国慶節連休明けの10月8日以降ランキングの下落が始まり、8日の18位から16日には初のTop30位圏外となる36位にまで落ち込んでしまっている。
*8/2リリース後から10/16の売上ランキング推移。(出所:App Annie)
10月11日には大型アップデートを行い、メインシナリオの追加やイベントクエストを追加しているだけに、この落ち込みは想定外なのではないかと思われる。
当作が気になる方はこちら!
『聖闘士星矢(腾讯)』の今後の持ち直しに期待したいところだ。
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