世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2021年11月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、11月の中国スマホゲームの海外市場売上はmiHoYoの『原神』が『PUBG Mobile』を抜きTop1に復帰した。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
miHoYo『原神』がセルラン1位復帰
2021年11月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
セールスランキングはテンセントの『PUBG Mobile』が10月にTop1に復帰したが、11月はmiHoYoの『原神』がVer2.3のリリースに伴い、売上を前月比で60%増加させTop1となった。
テンセントの『PUBG Mobile』はトルコ市場の売上が22%増加し、初めて米国市場の売上を上回り、同作最大の市場となった。
トルコのスマホゲーム市場は2020年から急速な成長を見せており、2021年の11月のApp StoreとGoogle Playの売上合計は約60.5億円と予測されている。2021年11月の売上は2年前と比べ2.5倍の規模になっている。
トルコ市場の急成長を牽引しているのは『PUBG Mobile』『Free Fire』『Mobile Legends』といったシューターやMOBAに代表される対戦要素の強いゲームで、『PUBG Mobile』はトルコ市場の1/3の売上を占めている。
2021年11月の中国産スマホゲームの海外市場ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
中国ゲームの海外市場DLランキングはテンセントの『PUBG Mobile』が先月に続きTop1で、DL数は1270万回と予測されている。
先月Top4にランクインした『Soccer Super Star』は780万回DLを記録しTop2とランキングを上げている。
当記事まとめ
■まとめ
・原神がセルラン1位に復帰
・PUBG Mobileがトルコ市場で人気
・トルコのスマホゲーム市場の11月売上は約60億円
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Sensor Tower記事:こちら
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