世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2021年上半期の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、2021年上半期の中国スマホゲームの海外市場売上Top1は約686億円の売上を記録したテンセント『PUBG Mobile』で、miHoYoの『原神』は約660億円でTop2となった。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
テンセント『PUBG Mobile』6月売上は約105億円
2021年上半期の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
2021年上半期中国スマホゲーム海外市場売上ランキングTop1はテンセントの『PUBG Mobile』で約686億円(6.24億ドル)、前年比17.7%増を記録した。Top2はmiHoYoの『原神』で売上は約660億円(6億ドル)と予測されている。
中国スマホゲームの海外市場売上ランキングは固定化の傾向にあるが、総じて各タイトルが前年比で売上増を達成している。中でもTop3のIGGの『ロードモバイル』、Top4のFunPlusの『State of Survival』が前年比119%増、220%増と高い増加率を示しており、SLGの息の長さが証明された結果となっている。
2021年上半期の中国スマホゲーム売上Top30の総売上は約6534億円(59.4億ドル)で、中国を除く海外スマホゲーム市場売上の約16%を占めると予測されている。2020年上半期の中国スマホゲーム売上Top30の総売上が約4631億円(42.1億ドル)であったことから、前年比で13.6%の増加を果たしたことになる。
中国スマホゲームの海外市場売上は日本と米国で大きく成長しており、日米の両市場が中国スマホゲーム海外進出のターゲットとなっている。
当記事まとめ
■まとめ
・2021年上半期中国スマホゲーム海外市場売上Top30総売上は約6534億円
・売上Top1はPUBG Mobileの686億円
・日米市場がターゲット
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