毎月第三金曜日を基準日として日本市場における中国スマホゲームの定点観測を行いたい。
9月16日の日本市場のゲームカテゴリセールスランキングでTop100入りしているのは、App Store32タイトル、Google Play29タイトルで、Habbyの『ダダサバイバー』、SPOTLIGHT Networksの『モリノファンタジー』がランクインしている。
日本市場の中国ゲーム売上ランキング(2022.9.16)
9月16日(金)の日本のApp StoreとGoogle PlayゲームカテゴリのセールスランキングでTop100入りしていた中国開発によるスマホゲームは、App Store32タイトル、Google Play29タイトルでHabbyの『ダダサバイバー』、SPOTLIGHT Networksの『モリノファンタジー』といった新作の他、4月以降にリリースされた『Tower of Fantasy』『新信長の野望』『デッドバイデイライト・モバイル』『最強でんでん』『デッドバイデイライト・モバイル』が引き続きTop100入りしている。
9月16日のセールスランキングでは、『アーチャー伝説』のHabbyの新作i.o『ダダサバイバー』がAppStore65位、Google Play86位とハイパーカジュアルゲームとして、アイテム課金のランキングで上位に位置している。
同作は8月11日から全世界でプロモーションが開始されており、日本の他、米中韓のAppStoreでもDLランキング上位に1ヶ月以上常駐させ、セールスランキングでは韓国でTop3、米国でTop30、中国でもTop10入りするなどグローバルヒットとなっている。
『アーチャー伝説』のヒット時には多くのフォロワーが出てくると予想されたが、『原神』フォロワーとして『Tower of Fantasy』がヒットした様な分かりやすいかたちでは発生しなかった。『ダダサバイバー』のヒットにより、『広告モデル+アイテム課金』型が再び潮流となるか今後の動向に注目したい。
(Habbyの『ダダサバイバー』)
当記事まとめ
■まとめ
・『原神』『放置少女』『パズル&サバイバル』など上位は変わらず
・Habby『ダダサバイバー』がグローバルヒット
・『Tower of Fantasy』も好調維持
関連情報
前回の日本市場定点観測記事:こちら
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