『ラグナロクマスターズ』の開発元であり、スマホゲームプラットフォーム『TapTap』を展開する香港証券取引所上場企業『XD Inc(心动有限公司)』が2020年上半期の決算発表を行った。
同社の2020年上半期の売上高は約230億円で前年同期比10%の増加、当期純利益は約42億円で前年同期比21%の減少と増収減益となっている。
『XD Inc』2020年上半期売上は約230億円
『XD Inc(心动有限公司)』の2020年上半期の業績は以下の通り。
同社の上半期売上約230億円は『ラグナロクマスターズ』『うらら~ハンターライフ~』『香肠派对』『蓝颜清梦』『少女前線(韓国版など)』に依るところが大きい。
また、前年比で減益となった要因として、上半期に250名以上の開発人員を増員したことにより、研究開発費が前期の約21億円(1.3億元)から約35億円(2.2億元)に増加した点を上げている。これにより同社の開発人員は880名を超え、より一層自社開発能力の向上に努めるとしている。
現在開発中のタイトルは11タイトルで、ダークソウルライクスマホゲーム『火炬之光:无限』、2次元MMORPG『ProjectA(仮)』、生活シミュレーション『心动小镇』が含まれると言う。
『XD Inc』事業ハイライトは?
【XDの事業ハイライト】
■オンラインゲーム
MAU:約3000万人(前年同期比65%増)
月平均課金社数:98万人(前年同期比52%増)
■TapTap
App版MAU:2480万人(前年同期比52%増)
当記事まとめ
■まとめ
・XD上半期は売上約230億円の増収減益
・減益理由は開発人員の増加
・TapTapのMAUは2480万人
関連情報
『XD Inc(心动有限公司)』2020年上半期決算資料:こちら
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