『Shengqu Games(盛趣遊戯)』を傘下に収める『世紀華通』が2021年Q3の業績を発表した。
同社の2021年Q3の売上高は約556億円で前年同期で13%減、株主に帰属する純利益は約45億円の67%減の減収減益となった。
盛趣(Shengqu)の世紀華通 Q3売上高は556億円!
世紀華通の2021年Q3の業績は以下の通り。
同社の2021年Q3の売上高は約556億円(34.76億元)、Q1~Q3の3四半期売上高は前年比8%減の約1726億円(107.85億元)となった。株主に帰属する純利益は約45億円(2.79億元)で67%減、Q1~Q3の株主に帰属する純利益は約437億円(27.29億元)と12%増となった。
Q3の売上は前年比では減少となったが、前期比では5%の増加と、盛趣遊戯が運営する『FF14』『ドラゴンネスト』といったPCオンランゲームの売上が堅調に推移したこと、点点互动(Century Games)が運営する『ガンズ・オブ・グローリー』『キング・オブ・アバロン』と言ったスマホゲームが海外市場で好調を維持している点が要因だとした。
世紀華通はゲーム開発にも力を入れており、Q3の開発費は約68億円で前年比39%増加、Q1~Q3の開発費は約216億円で前年比31%増とした。
また、同社は今後VRやメタバース領域にも積極的に進出していくとしている。
同記事まとめ
■まとめ
・世紀華通2021年Q3売上は約556億円
・YonY売上13%減もQonQは5%増
・自社開発、VR、メタバースに注力
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『世紀華通』2021年Q3決算報告書:こちら
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