『荒野行動』『IdentityV』などの開発、運営を行うNASDAQと香港証券取引所上場のネットイース(NetEase)は、8月22日に会計監査前の2024年Q2の決算発表を行った。
2024年Q2の売上高は約5097億円で前年同期比6.1%増加、主力のゲーム及び付加価値サービス事業売上は約4011億円、前年比6.7%増加と売上増ではあるが、純利益では前年比18%減の約1352億円と減益となった。
*1元=20円にて換算
NetEase 2024年Q2の売上高は?
NetEaseの会計監査前の2024年Q2の決算は以下の通り。
■Q2決算の要点は以下の通り。
・売上高は約5097億円、前年比6.1%増加。
・ゲーム及び付加価値サービスの売上は約4011億円、前年比6.7%増加。
・ゲーム及び付加価値サービスの売上は全体売上の約78.6%を占めた。
■ゲーム事業のハイライトは以下の通り。
・新作ゲームが多様なゲームジャンルでの影響力を増大させた
┗マルチプレイヤー戦略シューティング『螢火突擊』が中国iOSダウンロードランキング1位に
┗『NARAKA』モバイル版が中国iOSセールスランキングでTop3に
・長期タイトルの持続的成長
┗『NARAKA』3周年でDAU最高値を更新
┗『第五人格』も7月8月でDAU最高値を更新
・各コンシューマーPFへの展開
┗PSには『燕雲十六聲』と『Marvel Rivals』を発表
┗XBOXには『FragPunk』
┗Switchには『Eggy Party』
・『ワールド・オブ・ウォークラフト』の中国市場復帰
NetEase創業者 丁磊氏のコメントは?
今回の決算資料にてNetEase創業者の丁磊氏は以下のようにコメントをしている。
「20年以上にわたり、私たちは強力な開発と運営能力を培い、卓越したゲーム製品のラインナップを構築してきました。当社の主力ゲームは長年にわたって人気を保ち続け、新作も創造性に富み、私たちのゲームの種類を広げ、多様性をもたらしています」
「高品質で多様なゲームが私たちの製品ラインを拡充し、世界中のより多くのプレイヤーに素晴らしいNetEaseのゲーム体験を提供できることを非常に誇りに思っています。国内外の市場を拡大する過程で、革新は依然として私たちの最優先目標です。私たちは今後も業界の優れた人材やパートナーとともに新たな領域を切り拓き、次のゲームトレンドを牽引していくでしょう」
「ゲーム事業に加えて、クラウドミュージックや有道も引き続き発展しています。優れたコンテンツを提供するという理念はNetEase全体にわたって貫かれており、すべての事業セグメントでユーザーに優れた体験を提供し続けることを私たちに奨励しています」
当記事まとめ
■まとめ
・売上高は約5097億円、前年比6.1%増加
・ゲーム事業は堅調
・各PF向けにタイトルも拡充
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