世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は2019年12月の中国スマホゲームパブリッシャー全世界売上Top30を発表した。
中国App Storeとその他世界各国のApp StoreとGoogle Playでの売上を元にした同社統計によると、12月の中国スマホゲームパブリッシャーの売上Top1はテンセントとなった。
中国パブリッシャーランキングTop30
Sensor Towerの統計によると、2019年12月の全世界売上Top30の中国パブリッシャーの売上合計は約1639億円(14.9億ドル)で全世界スマホゲーム市場売上合計の約27%を占めるとしている。
出所:Sensor Tower
中国パブリッシャー全世界売上Top30の上位4社に変動はなく、一位からテンセント、NetEase、Lilith Games、Fun Plusとなっている。
『三国志:戦略版』が中国でヒットしているAli Gamesは、シーズン2公開の影響で売上が前月比66%の過去最高を記録、上位4社に次ぐ5位となっている。
6位のYOOZOO(游族)は12月3日に中国でリリースした『少年三国志2』が中国App Storeセールスランキングで一時6位を獲得するなど好調で、海外で安定した人気を誇る『聖闘士星矢』の貢献もありランキング上位に入った。
(『战双帕弥什(Punishing)』)
中国の2次元層に人気の新作『战双帕弥什(Punishing)』を配信するHero Entertainmentは同作の中国市場でのヒットを受けて13位にランクインした。
Hero Entertainmentは日本で『新三國志』をヒットさせているだけに、今後『战双帕弥什(Punishing)』を日本でも展開するのか動向に注目したい。
関連情報
Sensor Tower:こちら
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