『Fun Plus』や『Shengqu Games(盛趣遊戯)』を傘下に収める『世紀華通』が2020年Q3(7~9月)の業績を発表した。
同社の2020年Q3の売上高は約640億円(40億元)で前年同期とほぼ同額、株主に帰属する純利益は約135億円(8.43億元)の1%増となった。
Fun Plus、盛趣の世紀華通Q3売上高は640億円!
世紀華通の2020年Q3の業績は以下の通り。
同社傘下のShengqu Gamesは2020年Q3にKONAMIの『悪魔城ドラキュラ』IP、『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ版のスマホゲーム化権獲得を発表、また『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』簡体字版の事前登録を開始するなど、日本企業との連携を強めている。
FunPlusはSensor Towerが発表する中国ゲーム海外売上ランキングで、『State of Survival』がTop3を記録するなどヒットしており、ストラテジージャンルで依然強みを発揮している。
世紀華通のゲーム事業は『Shengqu Games』が得意とする日系タイトル路線と、『FunPlus』のストラテジーゲームを中心とした欧米市場展開の2軸があるが、今後どの様に戦略を強化、発展させていくのか、動向に注目したい。
(『悪魔城ドラキュラ』IPの新作『月夜狂想曲』)
同記事まとめ
■まとめ
・世紀華通2020年Q3売上は約640億円
・傘下のShengqu、FunPlusは共に好調
・ジョジョ、悪魔城などのスマホゲーム化権獲得
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『世紀華通』2020年Q3決算報告書:http://static.cninfo.com.cn/finalpage/2020-10-31/1208662443.PDF
『月夜狂想曲』公式HP:こちら
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