中国ゲーム系上場企業の2019年上半期決算が概ね出揃った。中国ゲーム大手各社の売上別、純利益別のTop25を以下にまとめているので、中国ゲーム企業のマッピングに活用いただきたい。
中国ゲーム企業2019年上半期売上Top25
中国ゲーム企業の2019年上半期売上ランキングTop25は以下の通りだ。
売上ランキングから見て取れるのは、中国ゲームTop25の内『テンセント』『NetEase』『世紀華通』『三七互娯』のTop4が前年同期比で高い増加率を示している点だろう。
『テンセント』と『NetEase』は中国市場の深耕と海外市場での続伸、『世紀華通』は『盛趣遊戯(元盛大)』の吸収合併、『三七互娯』は中国市場での新作ヒットがその要因となっている。
中国ゲーム企業2019年上半期純利Top25
中国ゲーム企業の2019年上半期純利ランキングTop25は以下の通りだ。
純利益のTop25を見ても、上位陣の好調ぶりが伺える。Top10の内、『IGG』と『Giant』は前年同期比で純利益を落としているものの、その他8社は増益を果たしている。
純利益ベースのTop25には日本でも知名度の高い『Ourpalm』や『新三國志』の『Hero』が入っているが、前年比では減益となっている。
中国ゲーム企業間の勢力戦いは強者がより強くなっていく傾向にある。今後もその傾向が続くのか、それとも新しい潮流が起こるのか。新しい情報が入り次第、随時紹介していきたい。
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