1月25日、『食物語』の開発元で香港証券取引所上場企業の『百奥家庭互動』はテンセント・ホールディングスが小会社のTHL H Limitedを通じて同社の12%の株式を取得し、主要株主となることを発表した。
『百奥家庭互動』は『食物語』以外にも『先锋英雄:造物法则2』など2次元系スマホゲームの開発を手掛けており、テンセントが取り込みたい2次元領域での実績が今回の株式取得につながったと見られている。
(中国産JRPG『先锋英雄:造物法则2』)
また同日、テンセントは2次元RPG『苍蓝境界』の開発元である『北京破晓互动』の20%株式も取得していたことが同社の株主構成変更情報から明らかになった。『苍蓝境界』は2019年5月に資金面の問題からサービス終了していたが、テンセントとの資本提携により、サービス再開に向けたβテストを行うなど新しい動きを見せている。
(『苍蓝境界』)
当記事まとめ
■まとめ
・テンセントが『食物語』開発元の12%株式を取得
・他にも北京の2次元系ゲーム開発元へも出資
・2次元系ゲーム開発会社への積極投資続く
関連情報
『百奥家庭互動』プレスリリース:こちら
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