中国でワンピースIPの『航海王热血航线』をByteDanceと展開するなど、IPゲーム展開を主要事業とする香港証券取引所上場企業『CMGE(中手游)』が2021年上半期の決算発表を行った。
同社の2021年上半期の売上高は約349億円で前年同期比27%の増加、調整後純利益は約56億円で前年比18%の増加と増収増益となっている。
『CMGE(中手游) 』2021年上半期は増収増益
『CMGE(中手游) 』の2021年上半期の業績は以下の通り。
CMGEは中華圏で人気を誇る『仙剣』IPの中国大陸での全ての権利と、従前より51%株式を取得していた、同IPの権利元である大宇の北京小会社『北京软星』の49%株式を約90億円で取得し100%小会社化している。
今後、『仙剣』IPを用いてマルチプラットフォームオープンワールドRPG、非対称型対戦ゲームなどの開発を行うとしている。
同IP以外でも、Riotと11ジャンルに及ぶ『League of Legends』IPゲーム開発の包括契約を締結するなど、数多くのIPゲームの展開を予定しており、中国で一番多くのIPゲームを展開する企業となっている。
同記事まとめ
■まとめ
・CMGE2021年上半期売上は約305億円
・調整後純利益は約56億円の増収増益
・日本IP、欧米IP、中国IPと中国ゲーム会社でIP保有数No.1
関連情報
『CMGE(中手游)』2021年上半期決算資料:こちら
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