ゲーム大陸では中国スマホゲーム市場の動向を紹介することが多いが、今回は中国版Steamとも呼ばれる、テンセントが展開する『Wegame』の新機能を紹介したい。
『Wegame』とは従来の『テンセントゲームスプラットフォーム(TGP)』をベースとし、2017年9月に正式サービスを開始した、ゲームのダウンロード販売を主としたプラットフォームだ。
2018年7月には香港にて『Wegame Store』とSNSプラットフォームのインターナショナル版をリリースし、中国デベロッパーが開発するPCゲームの海外展開を後押ししている。
今回実装されたカード機能とは?
今回『Wegame』に実装されたカード機能の概要は以下の通りだ。
【Wegameプラットフォームのカード機能】
・Wegameで特定のゲームを購入・プレイでカードを獲得
・マイページでカードをコレクション
・『交易市場』でカードの売買が可能
・売買で得た売上はWechatに送金が可能
・カードのレアリティは3段階
(第一弾としてカードをドロップしている『ブレード&ソウル』)
3段階あるレアリティのうち、最高ランクのものには1920円(120.3元)の値付けがされている。
テンセントは当面はこれらカードの『交易市場』での売買手数料を無料にするとしているが、見方を変えると、将来的には手数料を徴収する予定であると言える。
また、テンセントは同時に公式にカードのみの販売を行うことはないとも発表している。
カード機能はあくまでユーザーの特典であり、ゲームを遊ばない時でも『Wegame』プラットフォームを通じてユーザーの交流を促進するための施策であるとしている。
今後はカードを収集することで、ゲーム内のアイテムと交換ができる機能の実装なども予定しているという。
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