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【中国インディゲーム】中高生が『性教育』ゲームを開発!『Self-Reliance 自我性頼』ってどんなゲーム?

中国インディゲーム

中国・上海の中高生が開発した性教育を題材とした、インディゲーム『Self-Reliance 自我性頼』がSteamで配信され好評を博している。

同作は実写映像でシナリオ分岐を進めていくタイプのゲームで、2月7日に配信されてから口コミで徐々に広まり、3月12日現在でレビュー数は303件、その内87%が高評価となっている。

『Self-Reliance 自我性頼』ってどんなゲーム?

『Self-Reliance 自我性頼』の概要は以下の通りだ。

開発と配信は『Eroducate』を名乗る上海中学国際部の7名の上海の中高生のチームだ。

同作は、エロ要素の無い実写アドベンチャーゲームとして制作されており、ユーザーはシナリオを進めることで、正しい性知識を得ることができるとしている。

シナリオには『一夜を共にする』『性行為を行う』『避妊する』等といった分岐があり、これらの選択を誤ると、『望まない妊娠』や『家長に報告』など、その責任を負うことになるという。

(シナリオ分岐画面。左『妊娠検査薬を買いに行く』中『多分大丈夫。何もしない』右『母に打ち明ける』)

同作はゲーム会社が作らない、『性教育』を題材にし、中高生自らが制作を行った点が話題を呼んでいる。

敏感な題材を扱っているが、お世辞にもうまいとは言えない演技も、ある種の笑いとなって好感を与えている。

中高生が『性教育』ゲームを作り出す背景とは?

中国ではエロ要素は基本NGだ。TV番組、映画、ゲーム、アニメ、小説など全てに一貫している。

性教育はもちろんエロではないが、見せ方や見方によっては性的と判断されてしまう可能性は排除できない。

実際、『Self-Reliance 自我性頼』も中国のアンドロイドプラットフォームでのリリースを申請したようだが、審査が通らなかったという。

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同作は、2012年にハーバード・ビジネス・スクールと清華大学経管学院(清華MBA)が、中国の学生がより良い課外学習の成果と、学術能力を以て社会的責任感を身につけることを目的に設立された『China Thinks Big』プロジェクトのプログラムの一環で制作されたという。

エロに厳しい中国のお国事情もあり、同作を後援した『China Thinks Big』プロジェクトも『性教育』という題材を中高生が扱うことには戸惑いもあったのではないかと思う。

企画段階で落とされても仕方ないとも思える同作が、見事世に送り出され、結果ユーザーからの好評を得ていることは、ゲーム開発に興味を持つ中高生にとって、ゲーム開発のハードルが下がる良いニュースになったのではないだろうか。

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一部引用:http://www.gamelook.com.cn/2019/02/350097/
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