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【中国ゲーム市場動向】中国2次元市場で人気のゲームとは?日本IPと中国IPどっちが多い?

中国ゲーム市場動向

中国のモバイルインターネット領域の調査・分析を行う『Quest Mobile』は中国2次元ゲーム市場のレポートを発表した。

同レポートによると、2018年にMAU(マンスリーアクティブユーザー数)が10万以上の規模を持つ2次元スマホゲームは84タイトルに上るという。

詳細内容は以下に紹介していきたい。

2次元スマホゲームの定義

同レポートでは『2次元スマホゲームの定義』を以下のように定めている。

【Quest Mobileレポートの2次元の定義】
・日本アニメ的なグラフィックテイストであること
・架空の世界観設定で、現実世界とは明確な違いがあること

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中国2次元スマホゲーム市場の変遷

中国2次元スマホゲームの変遷は以下の通りだ。

■2013年以前:黎明期
業界内の注目度は低く、数も少ない。
代表作:拡散性ミリオンアーサー

■2014年:成長前期
ヒット作が出現。注目を集めだす。
代表作:『ラブライブ!』『戦艦少女R』

■2015~16年:成長後期
2次元作の数量増加。IPゲームの増加。
代表作:『ミラクルニキ』『陰陽師』『NARUTO』『Fate/GO』

■2017年以降:成熟期
2次元作の高品質化。中国産IPの増加。
代表作:『決戦!平安京』『アズールレーン』『恋とプロデューサー』

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2次元タイトルの人気ジャンルは?

2次元タイトルにおける、人気のジャンルは以下の通りだ。

■2018年 / 2017年 / 2016年
MMORPG:33.3% / 23.8% / 22.2%
カードバトル:20.6% / 21.4% / 33.3%
経営シュミレーション:11.1% / 21.4% / 11.1%
パズル:11.1% / 7.1% / 11.1%
APRG:4.8% / 9.5% / 22.2%
戦略シュミレーション:7.9% / 4.8%
音楽:6.3% / 7.1%

2018年の人気ジャンルは、1位がMMORPG、2位がカードバトル、3位が経営シュミレーションとパズルとなった。

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日本IPの占める割合は?

2018年の2次元スマホゲーム市場の傾向として、中国産IPの増加と女性向けゲームの増加が挙げられる。

【2018年IP国別2次元タイトル数と全体比】
中国産:74本(56%)
日本産:46本(35%)
その他:12本(9%)

中国2次元ゲーム領域で、2016年には50%近いシェアを持っていた日本IPだが、2017年以降は全体の35%前後にシェアを落としている。但し、全体の総量自体は増加傾向にある。

中国2次元市場で人気のゲームとは?

中国2次元市場で人気のゲームを、同レポートではMAUベースで以下にまとめている。2018年12月の中国2次元スマホゲームのMAU Top10は以下の通りだ。

1位は『陰陽師』の317万MAUだが、2位と3位は『NARUTO』のゲームが占めており、同IPの強さを物語っている。

売上ベースでランキングを作ると『Fate/GO』は確実にTop10に入ってくると思われるが、同レポートではMAUベースでランキングをまとめているので、ご注意いただきたい。

中国2次元ユーザーのユーザー属性は?

中国2次元ユーザーの属性を以下の人気3タイトルを元に紹介したい。

上図の『NARUTO』『Fate/GO』の男女比は、男性が大半を占めているが、中国2次元ユーザーの全体でみると、男女比はおよそ6:4の割合となっている。

年齢分布の一番のボリュームゾーンは、上図3作と同じ19歳~24歳の大学生~新社会人層だが、その割合は約29%と上図3作ほどの偏りは見られない。

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中国ゲーム市場における2次元タイトルの多くは『日本IP or 日本風グラフィック*中国ゲームシステム』になっている。

中国IPの台頭が日本IPの驚異となりつつある今、『如何に現在の優位性を保持・発展させるか?』は日本ゲーム業界にとって大きな課題となっている。

当サイトでも、この課題に微力ながら貢献できるよう、今後も有益な情報の配信に尽力していきたい。

関連情報

Quest Mobileレポート:https://www.questmobile.com.cn/research/report-new/63

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