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【海外市場情報】全世界SLG売上Top50の内33作が中国産!日本のSLG市場は高単価かつ急成長!

海外市場情報

スマホゲームやスマホアプリの調査・分析ツールを提供する『App Annie』はWechat公式アカウントにて各国のSLG市場の動向まとめを発表した。

発表内容によると、SLG中国スマホゲームが一番得意とする海外進出のジャンルの一つで、2019年1月~8月までの全世界のApp StoreとGoogle Playの売上Top50の内、33作が中国パブリッシャーによるものだとしている。

前年の同時期の数字は27作であったことを考えると、この一年で中国産SLGが世界市場でシェアを拡大したと考えられる。

全世界SLG市場は過去最大規模へ

『App Annie』がまとめた2012年9月からの全世界SLG市場の売上規模推移は以下のグラフの通りだ。

具体的な売上金額は公開されていないものの、2017年に『Game of War』や『Mobile Strike』と言ったヒット作によりSLG市場は一度大きく市場を拡大している。

その後、両作の売上減退により市場自体も規模を縮小するが、『マフィア・シティ』『新三國志』『万国覚醒』に代表されるような『分かりやすいモチーフxゲームプレイの融合x開発・運営の精品化』を軸にした中国産SLGが世界各地でヒットを記録し、SLG市場規模は過去最大規模となった。

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日本のSLG市場は高単価かつ急成長!

次にSLGの各国市場の状況を見てみよう。以下の図は直近12ヶ月のSLG人気Top15の各国市場における売上シェアなどを表している。

全世界のSLG市場の内、SLGジャンルの人気が一番高いのは中国で、iOS売上だけで全世界の約35%を占めている。次いで米国の約22%日本の11.5%となっている。

また各国市場におけるSLGの各国国内市場売上シェア中国が39%米国が20%日本が12%となっており、SLGの全世界スマホゲーム市場売上シェアは23%となっている。

1DL毎の売上を示すARPDを見てみると、世界平均が約50円(4.5ドル)であるのに対し、日本が突出して高く約2500円(23.5ドル)と改めて日本ユーザーの課金単価の高さが伺える結果となった。

『App Annie』の統計によると全世界SLG市場は直近12ヶ月で22%の伸びを示しているという。中でも中国、日本、ロシアは22%以上の伸びを示しており、SLGの急成長市場としている。

逆に台湾やオーストラリア、サウジアラビアは10%の伸びに留まっており、同地域でのSLG市場は停滞期に入ったのではないかと予測している。

SLGジャンルの全世界スマホゲーム市場売上シェアが22%で、日本市場におけるSLGの市場売上シェアが12%、直近12ヶ月で33%の伸びと急成長していることを考えると、日本のSLG市場はまだ伸び代があるとみることもできそうだ。

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App Annie Wechat公式記事:こちら


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