スマホゲームやアプリの調査・分析ツールを提供する『Sensor Tower』はテンセントが開発を行う『PUBG Mobile』とその中国版に当たる『和平精英』の累計売上を発表した。
同社の統計によると『PUBG Mobile』と『和平精英』のApp StoreとGoogle Playの全世界累計売上は1100億円(10億ドル)を突破しており、中国市場はもちろんのこと、海外市場でも驚異的なセールスを記録している。
『PUBG Mobile』と『和平精英』の累計売上1000億円突破!
2019年8月の『PUBG Mobile』と『和平精英』のApp StoreとGoogle Playの全世界売上合計は176億円以上で、前年同期の約27.5億円と比べ540%の増加を果たしている。(2018年8月は『PUBG Mobile』中国版の課金機能は未実装)
(『PUBG Mobile』と『和平精英』のApp StoreとGoogle Playの全世界売上合計各月推移。単位はドル)
また、中国以外の海外市場だけでも『PUBG Mobile』の8月売上は前年同期で152%の増加を見せており、その売上は約69億円と中国産スマホゲームとして海外市場売上No.1となっている。
『フォートナイト』よりも勢いのある『PUBG Mobile』
App Storeの全世界売上を見てみると『PUBG Mobile』の最大の強豪はEpic Gamesの『フォートナイト(Fortnite)』だ。
両作はApp Storeの8月売上が約27億円とほぼ同等の売上規模を有している。
ただし、『PUBG Mobile』がこの1年でiOSでの売上を165%増加させたのに対し、『フォートナイト』は36%の減少と『PUBG Mobile』に勢いがあるようだ。
(バトロワ系タイトルのApp Store&Google Play全世界累計売上)
『PUBG Mobile』は新規ユーザー獲得にも注力しており、8月にはApp StoreとGoogle Playで4500万回の新規インストールを獲得し、前月の2100万回から倍以上のインストールを獲得したことになる。
なお、両ストアでの累計インストール回数は4億回に上るという。
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
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