スマホゲームやアプリの調査・分析ツールを提供する『Sensor Tower』は2019年10月の中国スマホゲームのApp StoreとGoogle Playの全世界売上Top30パブリッシャーを発表した。
同社の発表によると、2019年10月の中国スマホゲーム全世界売上Top30パブリッシャーの売上規模は約1573億円(14.3億ドル)で、スマホゲームの全世界売上の28%を占めたという。
*App StoreとGoogle Playが対象。中国のAndroidプラットフォーム売上は含まれない。
『三国志:戦略版』のAligamesがTop5入り!
2019年10月の中国スマホゲーム全世界売上Top30パブリッシャーは以下の通り。
Top1はテンセント、Top2がNetEase、Top3にLilith Games、Top4にFunPlusの上位4社に先月からの変動はない。今回変化が見られたのはTop5にランクインしたAligamesだろう。
Aligamesはコーエーテクモゲームスの『三國志』IPの新作SLG『三国志:戦略版』のヒットにより先月のTop17から一気にTop5に食い込んできた。
Aligamesは10月単月売上が67億円(6100万ドル)を超えると予測されており、『三国志:戦略版』は中国App Storeだけで約57億円(5200万ドル)の売上を上げたとされている。
同作は中国App StoreセールスランキングでTop3~4に常駐していたことから、中国App StoreセルランTop3~4の月売上はおよそ50億円~60億円程度だと推測できる。
SLG大手のLong Tecは安定 崩壊3rdアプデのmiHoYoは売上増
Long Tecは先月と同じTop6を維持している。同社の人気SLG『ラストシェルター』は今年5月に中国市場でリリースされ、8月以降徐々に売上を伸ばし始め10月には同作の全世界売上の30%を中国が占めるまで成長している。
(『ラストシェルター』)
miHoYoは『崩壊3rd』のアップデートを行い同社の単月売上過去最高記録を更新、前月比約83%増、前年同期比約112%増でTop10入りを果たした。
他には『うらら~ハンターライフ~』が中国で好調なX.DがTop13に、韓国でヒットしている3DMMORPG『奇迹之剑(기적의 검)』の4399がTop19にランクインするなどの変化が見られた。
関連情報
『Sensor Tower』当該記事:こちら
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