【独占】NextNinjaのマーケ戦略とは?

【インタビュー】『我が天下』『戦国布武』のVPが語る日本スマホゲーム市場の現在とは?

インタビュー

『荒野行動』や『アズールレーン』など大ヒット中国産スマホゲームの影に隠れ、あまり注目を集めていないが、中国のゲーム会社『Jedi Games(絶地科技)』が運営を行う『我が天下』『戦国布武』というゲームがある。

『我が天下』は2018年1月にApp StoreセールスランキングでTop20を記録するなど、他の中国産スマホゲームと比べても遜色のない結果を残しているが、同社が表に出る機会はほとんどなかった。

そんな『Jedi Games(絶地科技)』に中国のゲームメディア『出海独联体』がインタビューを行ったので、その内容を要約して紹介したい。

『我が天下』の自社配信を決めた理由


(『Jedi Games』海外配信VPのFenny氏)

問: 日本市場への進出はいつ決めたのでしょうか?

Fenny:『我が天下』は2017年2月に日本にリリースしました。これ以前に海外向けにリリースしたのは香港・マカオ・台湾だけでした。

当初、日本では現地のパブリッシャーさんにお任せしたいと考えていましたが、良いパートナーさんに巡り会えなかったので、2017年年初に自社で配信をしようと決めました。

自社で始めてみたところ、事前登録と初月のパフォーマンスが良かったので、直ぐに日本で積極的に展開していくことにしました。


(『我が天下』)

問:『我が天下』と『戦国布武』の2本をリリースしていますが、それぞれどの様な違いがありますか?

Fenny: コアプレイに大きな違いはありませんが、ターゲットにしたユーザー層に違いはあります。

『我が天下』は年齢層が高かったので、『戦国布武』ではより若いユーザーに訴求できるよう意識しました。

また、モチーフを戦国ものにするなど日本を意識した作りになっているので、ゲームプレイもPvEやストーリークエストを追加するなど日本のユーザーさんが好む要素を加えました。

問:日本で受けの良い売上向上施策などはありますか?

Fenny:『我が天下』は国ごとにユーザーを分けないグローバルサーバー方式で運営を行っています。なので、日本独自のイベントを行いにくい状況があります。

ですが、『戦国布武』は戦国モチーフでもあるので、日本の祝祭日に合わせてイベントを行っています。売上向上施策で効果が良いのは月初の割引サービスです。

スポンサーリンク

日本市場のマーケティングに必要な2つのこと

問:マーケティングではゲームのリリース前が非常に重要だと思いますが、日本ではどうですか?

Fenny:去年までは事前登録が非常に重要でした。事前登録が上手くいくとリリース後に多くのユーザーさんに手にとっていただける事が多かったと思います。

今年は去年に比べこの傾向が弱くなっていると感じています。その原因の一部は新規タイトルが増え埋もれやすくなったことにあるのではないかと考えています。

問:『我が天下』や『戦国布武』といったコアゲームを日本でプロモーションするにあたり、どの様な考えのもと実施されたのでしょうか?

Fenny:実際、多くの日本展開を検討している同業の方に同じ質問を良くされます。

自分たちのゲームに自信を持つこと予算を十分に用意すること。これが重要だと思います。予算が潤沢にあれば、全ての事前登録チャネルに張ることもできますし、事前登録用の広告を投下して事前登録者を増やすことも可能です。

事前登録をしたユーザーのクオリティは往々にして高いので、これも効果があると思っています。

(『戦国布武』TVCM)

問:他の中国企業などからは、日本市場のユーザー獲得コストが高いと聞きます。

Fenny:以前は金額を低く設定するとユーザーを獲れない状況でしたが、今は価格を高く設定しても獲得できないこともあります。

なので、タイトルをリリースし熱量が高い内に集中的に広告を打ってユーザーを獲得するようにしています。

デジタルマーケティングはもとより、ブランディング広告、有名人を起用したキャンペーン、TVCMや交通広告などオフラインも交え露出できるところに展開しています。

問:SLG系の広告費回収期間が長くなっていると聞きますが実際どうですか?

Fenny:『我が天下』の時は、第一波、第二波は精確にコアユーザーにリーチできたので、回収は2,3ヶ月と非常に速かったです。

ただ、2年、3年と経ってコアユーザーを取りきった後の回収は期間が必要になりますが、それは必然でもあるのであまり気にしていません。

問:今後の日本や海外市場での展開は?

Fenny:日本を含め世界各地のユーザーの目が肥えてきているので、今後はよりクオリティの高いゲームを幅広く開発会社さんから募り、世界で勝負したいと考えています。

スポンサーリンク

関連情報

インタビュー中国語原文:こちら

Jedi Games公式HP:http://www.jedi-games.com/company/index.html


中国ゲームについて話したくなったら:

公式ツイッター:@Game__Tairiku
Facebookhttps://www.facebook.com/GameTairiku/

タイトルとURLをコピーしました