『ロードモバイル』などで知られる、香港証券取引所上場企業のIGGは、3月4日に会計監査後の2019年通年の決算発表を行った。
2019年の決算は、売上高は約734億円で前年同期比約11%の減少、株主に帰属する純利益は約181億円で前年同期比約13%の減少と減収減益となった。
ローモバの売上減少が響き減収減益
IGGの2019年通年の業績は以下の通りだ。
2019年の売上高は約734億円で前年同期比約11%の減少、株主に帰属する純利益は約181億円、前年同期比約13%の減少と上半期に続き通年でも減収減益となった。
主な要因は同社の主力タイトル『ロードモバイル』がリリースから4年以上経過し、減衰期に入った事が挙げられる。同作の2019年の売上高は約592.9億円(5.39億ドル)と依然高水準ではあるものの、前年の約659.9億円(599.9億ドル)から10%近く減少している。
同作は世界各地でのオフラインイベント実施や各国でインフルエンサーとのコラボ楽曲を発表するなどゲーム活性化施策を積極的に行っており、売上減衰速度の低下に対策を講じている。
また、新規タイトルに関しては、MOBA、シューター系などを含むマルチジャンル展開を行うとしている。
関連情報
『IGG』2019年通年決算報告資料:http://static.cninfo.com.cn/finalpage/2020-03-04/1207346481.PDF
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