世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2020年6月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、6月の中国スマホゲームの海外市場売上Top2は5月と変わらず、テンセントの『PUBG Mobile』、Lilith Gamesの『Rise of Kingdoms』となった。NetEaseの『荒野行動』は一つランキングを落としTop4となり、代わりにテンセントとアクティビジョンの『Call of Duty Mobile』がTop3となった。
『PUBG Mobile』累計売上1600億円突破
2020年6月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
Top1は前月と変わらずテンセントの『PUBG Mobile』で6月の売上は約87億円(7900万ドル)、2018年4月の課金開始から累計で約1628億円(14.8億ドル)の売上を記録している。
Top2はLilith Gamesの『Rise of Kingdoms』で6月の売上は約86億円(7800万ドル)と『PUBG Mobile』に肉薄している。同作の海外売上は累計で1000億円を突破しており、中国版リリース後には更に売上が増加することが予測される。
日本リリース3周年を迎えた『放置少女』は売上が増加傾向にあり前月比で18%増加、前年同期比で156%増加となっている。同作の累計売上は440億円(4億ドル)近くに上ると予測されている。
PUBG Mobile累計DL数は6億超
2020年6月の中国産スマホゲームの海外ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
DLランキングTop1の『PUBG Mobile』は2018年3月のリリースから現在までの海外市場DL数は6.12億回でハイパーカジュアルゲーム以上の爆発力と持続力を持っていることがわかる。
Top2の『Brain Out』は昨年の11月以来、Top2以上を維持している。リリースから8ヶ月で同作は1.93億ユーザーを獲得しており、その上位3カ国は、インド(12%)、インドネシア(10%)、米国(9%)となっている。
当記事まとめ
■まとめ
・PUBG Mobileの累計売上が1600億円を突破
・放置少女はリリース3年で依然売上増加
・放置少女の累計売上は約440億円
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