世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2020年8月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、8月の中国スマホゲームの海外市場売上Top1はテンセントの『PUBG Mobile』、Top2はNetEaseの『荒野行動』、Top3はLilithの『ライキン』と先月と同じ顔ぶれとなった。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
荒野行動コラボ当日売上は約8億円
2020年8月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
Top2の『荒野行動』は6月の『東京喰種』コラボに続き、7月末から『ワンパンマン』コラボを実施しており、コラボ開始当日にはApp StoreセールスランキングTop1を獲得、同日の売上は約8.1億円(740万ドル)、8月の売上は約85.8億円(7800万ドル)、日本市場の累計売上は約1320億円(12億ドル)と予測されている。
また『原神』に注目が集まるmiHoYoの『崩壊3rd』は海外市場売上を前月比で3.5倍にしており、最大の市場となっている日本市場は前月比で6.5倍の規模になったとしている。
DLランキング1位はPUBG Mobile
2020年8月の中国産スマホゲームの海外市場ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
DLランキングTop30の顔ぶれも大きな変化はなく、新作はTop11の『YOLO』とTop28の『Merge Number Puzzle』の2本のみとなった。
また海外市場へも積極展開しているByteDanceは『グラグラマン(是特工就上一百层)』をTop10入りさせている。
Top5には『PUBG Mobile』『モバイルレジェンド』『Call of Duty Mobile』といったコアゲームが3作ランクインしているが、Top30全体で見てみるとカジュアル~ハイパーカジュアルゲームが大半を占めている。
同記事まとめ
■まとめ
・中国ゲーム海外売上Top1はPUBG Mobile
・Top2の荒野行動は日本市場で月商約85億円
→コラボ当日売上は約8億円と予測
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Sensor Tower記事:こちら
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