世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2020年11月の海外市場売上Top30を発表した。
同統計によると、11月の中国スマホゲームの海外市場売上Top1は約115.5億円(1.05億ドル)の売上を記録したmiHoYoの『原神』、Top2はテンセントの『PUBG Mobile』と、先月に続き『原神』が『PUBG Mobile』を上回るかたちとなった。
*同ランキングに中国市場売上は含まれない。
原神の11月売上は約115.5億円
2020年11月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
先月に続き海外市場売上Top1となった『原神』の中国以外のApp Store、Google Playの売上合計は約115.5億円(1.05億ドル)と10月の約176億円(1.6億ドル)から減少しているものの、依然高い売上を維持している。
また、同作の中国以外の市場別売上比は日本(35.6%)、米国(27%)、韓国(8.8%)となっている。
Top16の『マッチングトン・マンション』は年間を通じて中国ゲーム海外市場売上Top30を維持しており、2017年10月のリリースから2020年11月末に至るまでの段階で1.23億回ダウンロード、累計売上約577.5億円(5.25億ドル)を記録している。
ByteDanceが台湾、香港で配信を行う、ラグナロクオンラインIPのスマホゲーム『RO仙境傳説:
Project MakeoverのDL数は約1000万回
2020年11月の中国産スマホゲームの海外市場ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
出所:Sensor Tower
『マッチングトン・マンション』のMagic Tavernが1年のチューニング期間を経て11月中旬に正式サービスを開始した『Project Makeover』がDL数約1000万回を記録しランキングTop2となった。
同作の11月売上は約7.4億円(670万ドル)と予測されており、この勢いを持続することができれば、12月の売上は20億円を突破するのではないかと目されている。
当記事まとめ
■まとめ
・11月『原神』の中国市場以外の売上は約115億円
・『マッチングトン・マンション』の累計売上は約577億円
・台湾で人気のラグナロクIPスマホゲームは単月売上約19億円
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
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