中国ゲーム業界の年次総会に当たる『中国遊戯産業年会(中国游戏产业年会)』が12月15日~17日の日程で中国・広州にて国家新聞出版署主管のもと開催されている。
2日目に当たる16日午前には『未成年者の保護の為の適正年齢表示』に関する発表が行われた。この取り組みはテンセント中宣部出版局の指導の下、テンセント、NetEase、人民網が『オンラインゲーム適正年齢提示(网络游戏适龄提示)』団体基準の策定に動いていた。
中国音像与数字出版協会第一副理事長、中国音数協遊戯工委副主任委員の張氏は『オンラインゲーム適正年齢提示』の基準として以下の3段階を策定したことを発表。今回の基準には人民網が発表していた草案にある18+は盛り込まれなかった。
■『オンラインゲーム適正年齢提示』団体基準
・8+(緑色)
・12+(青色)
・16+(黄色)
・ゲーム画面の目立つ位置に表示
(公式HP、ログイン画面、課金画面、広告など)
また、同時に青少年の世界観、価値観、歴史観を正しく導くことや、ゲーム企業としての社会的責務を全うすることなどが盛り込まれた、未成年者保護の為の取り組みに関する提唱書(中国游戏行业未成年人守护倡议书)にテンセント、NetEase、盛趣遊戯、多益網絡、iDreamSky、Lilith、4399、Giantの8社が共同で署名した。
当記事まとめ
■まとめ
・中国でゲーム適正年齢提示の基準が発表
・8+、12+、16+の3種
・草案にあった18+は盛り込まれず
関連情報
2020中国游戏产业年会公式HP:こちら
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